都道府県別のオンラインゲーム利用状況を探る(最新)

2018/06/21 04:56

2018-0615先行記事となる【オンラインゲームの利用状況を探る】において、総務省が2018年5月25日に詳細値を発表した「通信利用動向調査」の公開値を基に、オンラインゲームのプレイ状況を確認した。今回は都道府県別にその動向をチェックしていくことにする。オンラインゲームがもっとも遊ばれているのはどの地域だろうか(【発表ページ:通信利用動向調査】)。

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今調査の調査要項は先行する解説記事【自宅パソコンのインターネット接続回線の種類をグラフ化してみる】で解説済み。必要な場合はそちらを参考のこと。

次に示すのは2017年時点で調査対象母集団全体に対し、オンラインゲームをプレイしたことがあるか否かを尋ねた結果。ここにおけるオンラインゲームとは、用語説明書では「インターネットを利用し、多人数で同時に同じゲーム進行を共有することができるゲーム」と説明されている。多人数同時参加型ネットワークロールプレイングゲームの類に限らず、ソーシャルゲームなども該当すると見てよい。また全部無料でプレイできるものに加え、有料制のもの、そして基本プレイは無料だが特殊な環境や設定を利用する場合には課金を行う(例えばアイテム課金)もすべて含まれる。さらに機種は特定していないので、パソコンでもスマートフォンでもかまわない。要は回答者が説明を読んだ上で、オンラインゲームと認識できるもの。

また当然都道府県別では、その地域に居住する回答者に占める比率となる。値が高いほどプレイヤーの数そのものが多い訳では無い。例えば北海道は19.5%とあるので、6歳以上の北海道居住者のうち19.5%が2017年の回答時に過去1年間でオンラインゲームで遊んだ経験があることになる。

↑ オンラインゲーム利用者(過去1年間、調査対象母集団全体、都道府県別)(2017年)
↑ オンラインゲーム利用者(過去1年間、調査対象母集団全体、都道府県別)(2017年)

↑ オンラインゲーム利用者(過去1年間、調査対象母集団全体、上位陣、都道府県別)(2017年)
↑ オンラインゲーム利用者(過去1年間、調査対象母集団全体、上位陣、都道府県別)(2017年)

全体平均では17.7%。最大値は愛知県の28.4%で、1/4を超えている。次いで群馬県、栃木県、大阪府、埼玉県と2割以上が続く。オンラインゲームは一般的に若年層ほど手を伸ばしやすく、必然的に若年層が多い地域ほど高い値が出やすい傾向があるものの、その影響による傾向を超えた動きがあるようにも見える。ちなみに最下位は鹿児島県の7.2%、次いで福岡県の11.6%。

これらの値を算出した元の値、つまり該当者数そのものも原データには存在するが、各都道府県毎に回答者数ベースでウェイトバックはかけてあるものの、誤差を考慮するとそのままの値を用いて云々するのはあまり好まれないので、今件では省略しておく。

それでもなお、「各地域の人口比では無く、絶対人数での動きも知りたい」との意見もあることから、該当者の最上位地域を1.00とした時の相対値につき、上位地域のランキングを計算してグラフにしておく。各都道府県別の人口算出には、最新値の2015年分の国勢調査の結果を併用している(6歳以上総人口)。

オンラインゲーム利用者数(過去1年間、調査対象母集団全体、上位陣、都道府県別、最高値の地域を1.00とした場合の相対値)(2017年)
↑ オンラインゲーム利用者数(過去1年間、調査対象母集団全体、上位陣、都道府県別、最高値の地域を1.00とした場合の相対値)(2017年)

トップは東京都。人口の多さが大きく影響している。次いで愛知県、大阪府、神奈川県、埼玉県と続く。やはり人口密集地における人口ボーナス的な効果が出ている。オンラインゲームはインターネットを経由して行うため、距離感・地域性はさほど影響が無いはずだが、広報宣伝活動などでは、これらの値は大いに参考になるかもしれない。


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