外飲み? 家飲み? お酒はダメ!? 会社員の「仕事の後の一杯」事情(最新)

2018/07/07 05:11

2018-0704就業者にとって昼食時間とともに数少ない憩いの時間が「居酒屋などでの飲み」。ちょっとした料理の味を楽しみながら、日頃の疲れをお酒で晴らす、息抜きとして多くの人が堪能している。一方、最近ではお酒や料理を自宅で用意し、居酒屋的な気分を自宅で味わう「家飲み」も注目されるようになった。今回は新生銀行の定点観測的調査報告書「サラリーマンのお小遣い調査」の最新版をもとに、経験している人は多いものの、全体的な状況は把握しにくい、会社員の飲み事情を確認していくことにする(【発表リリース:男性会社員のお小遣いは過去3年続いた37000円台から39836円に上昇−「2018年サラリーマンのお小遣い調査」結果について】)。

スポンサードリンク


男性会社員は4割強が外飲み、1/3近くが家飲み


今調査の調査要件などは先行解説記事【2018年のサラリーマンこづかい事情】にある。そちらを確認のこと。報告書名には「サラリーマン」とあるが、今記事では女性会社員(正社員・契約社員・派遣社員)についても取り上げている。女性は男性会社員の調査数のほぼ2/3(791人)であるものの、年齢階層別の均等割り当てなど他調査方法は男性社員と同じ。年齢配分比率などの点で差異はほとんど無い。

まずは仕事が終わった後の息抜き、娯楽としてのお酒の飲み傾向について。居酒屋などでの外飲みをするか、外飲みはしないが家飲みをするか、そもそもお酒は飲まないか、この3つの選択肢から1つを選んでもらっている(実際には外飲み・家飲みの双方のパターンの人もいるだろうが、その場合は多い方を選んでもらっているとの認識でよいだろう)。全体としては男性は4割強が外飲み・1/3近くが家飲み・2割強がお酒を飲まない、女性は1/3強が外飲み、3割強が家飲み、3割強がお酒を飲まないとの結果に落ち着いた。

↑ 仕事が終わった後のお酒の飲み傾向(会社員、男性)(2018年)
↑ 仕事が終わった後のお酒の飲み傾向(会社員、男性)(2018年)

↑ 仕事が終わった後のお酒の飲み傾向(会社員、女性)(2018年)
↑ 仕事が終わった後のお酒の飲み傾向(会社員、女性)(2018年)

男性は年齢階層別では若年層ほど外飲みが多く、年上となるに連れて家飲みが増えていく。家飲みが増えるのは、配偶者とともに飲む時間を大切にしているのかもしれない。また若年層の酒離れ的な言い回しも聞かれるが、今件調査の限りではそのような動きは見られない。「酒は飲まない」の値が年齢階層別で傾向だった動きをしているようには見えない。

女性は若年層ほど外飲みが多くなるのは男性と同じだが、自宅飲みが増えてくると表現するのにはややばらつきがある。外飲みが年上ほど減るのは金銭的問題に加え、未既婚の違いが影響しているものと考えられる。会社員であっても既婚の女性が外飲みをすることに、懸念を示す配偶者も少なからずいるのだろう。

回数と、金額と


今調査では外飲みをしている人に限り、その回数の集計も行っている。実際に外飲みをしている人には自分との差異をチェックし、多いか少ないか、比較のための参考値となるだろう。

↑ 仕事が終わった後に1か月平均で何回ぐらい外でお酒を飲みに行くか(外に飲みに行く人限定、回)(2018年)
↑ 仕事が終わった後に1か月平均で何回ぐらい外でお酒を飲みに行くか(外に飲みに行く人限定、回)(2018年)

男性は20代では多いものの30代で大きく減少、そしてそれ以降は年を重ねるに連れて回数が増えていく。女性も男性と変わらない傾向を示している。30代から40代はこづかいが少ない傾向があるが、それが影響しているのかもしれない。また、女性は20代では男性より多く、30代で同等、40代以降は少なくなる傾向があるが、自発的かあるいは誘われてか、その立ち位置も多分に影響を与えている感はある。未既婚別の動向が分かればよいのだが、残念ながら未公開。

飲み代に関しては外飲みは男性は20代で高め、30代で大きく落ちてそれ以降は年とともに増加、家飲みは20代がもっとも低く、30代以降は少々高くなるがほぼ一定基準を維持。女性は外飲みでは30代がやや低く、それ以外は大よそ同じ。家飲みは法則性の類は無し。

↑ 飲む人の1回あたりの平均飲み代(男性、円)(2018年)
↑ 飲む人の1回あたりの平均飲み代(男性、円)(2018年)

↑ 飲む人の1回あたりの平均飲み代(女性、円)(2018年)
↑ 飲む人の1回あたりの平均飲み代(女性、円)(2018年)

家飲みでは相手とのやりとりや気兼ねなどを考えず、純粋に自分の好みで料理や酒を選べること、安上がりでお気軽に楽しむのを一義的にしていることから、年齢階層別の金額における法則性が見出しにくいのだろう。男性20代で低めなのは、一人飲みが多いからだろうか。

年齢階層で差異はあるが、男女を問わず家飲みは外飲みの大よそ半分で済むことになる。居酒屋などの料理、雰囲気を楽しみたいのなら話は別だが、純粋にお酒や小料理を堪能し、一息つきたいだけなら、家飲みを選択する人が増えるのも道理ではある。


■関連記事:
【価格か料理の美味さか、男女で異なる「仕事の後の一杯」の場所選び(2014年)】
【飲めずとも「飲みニケーション楽しもう!」飲めない人でも問題ナシよ】
【お酒の効用、家と外ではまったく別物!?】

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー