子供が好むキャラ、世代別でがらりと変わるその実情

2014/06/25 15:00

子供が好むアニメや漫画、ゲームのキャラクタは、その時代の流行りすたりに大きな影響を受け、またその人気ぶりは多方面に影響を与え得る。コンビニやファストフードで見られる関連商品やキャンペーンの展開では、今子供向けのキャラで何が流行っているのかを推し量ることができる。それでは今、子供達の間ではどのようなキャラクターが注目を集めているのか。バンダイが2014年6月24日に発表した、子供における人気キャラクターに関する調査結果から、その実状を垣間見ていくことにする(【発表リリース:バンダイこどもアンケートレポートVol.216「好きなキャラクターに関する意識調査」結果発表】)。

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今調査は2014年5月16日から18日にわたり、0歳から12歳の子供を持つ人にインターネット経由で「子供の意見を入力できるようような状況で」答えてもらったもの(つまり直接子供が入力したわけでは無いが、子供の意見がダイレクトに反映されている)。有効回答数は800人。子供の年齢(0-2歳・3-5歳・6-8歳・9-12歳)と性別で均等割り当て。調査協力はクロス・マーケティング。

先行別途記事の通り、今件調査では総合で「それゆけ! アンパンマン」、次点で「妖怪ウォッチ」が、子供達から人気のあるキャラクターとして位置付けられているとの結果が出ている。
↑ もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2014年)(再録)
↑ もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2014年)(再録)

これについて子供の世代別・性別に細分化した上で、上位陣動向を見たのが次以降のグラフ。まずは男子陣。男女で比較がしやすいよう、縦軸の区切りは男女で統一している。

↑ もっとも好きなキャラクター(2014年)(男子)
↑ もっとも好きなキャラクター(2014年)(男子)

「アンパンマン」は幼少時には絶大な人気を誇るが、少し歳を経るとバトル・アクション要素の強いものが注目を集め、そして小学校へ入学して不特定多数の人と接触して友達を作る機会が一挙に増えると、共通の話の素材として利用しやすい、多数キャラクタが登場する収集もの、ゲームとの連動性の高い「妖怪ウォッチ」「ポケットモンスター」や、漫画でお馴染みの「ドラえもん」「ONE PIECE」などが上位を占めるようになる。子供の理解力、周辺環境の変化が、少なからず好きなキャラクターの変遷にも影響しているようで興味深い。

次いで女子。男子とは様相を一変する。

↑ もっとも好きなキャラクター(2014年)(女子)
↑ もっとも好きなキャラクター(2014年)(女子)

……とはいえ幼少時の「アンパンマン」のパワフルさは女子でも表れている。性別を問わずの人気ぶりが、「アンパンマン」を不動の玉座に収める原動力の一つであることは言うまでもない。

一方3歳以降になるとアイドル系ともいえる「プリキュア」「アイカツ!」が上位を占める。しかし9歳以降になるとそれらのタイトルは上位から消え、代わりに「リラックマ」が最上位につく。単純にアイドル的なきらびやかさを持つ「カワイイ系」から、ゆったりとした愛嬌を有するほのぼの的な可愛らしさを持つものに、趣向がシフトしているのだろう。またそれに一部被る形で「妖怪ウォッチ」が女子からも高い評価を受けているのが目に留まる。



今件はあくまでも各世代のトップ3に限られるが、「アンパンマン」の絶大的な人気ぶり、「妖怪ウォッチ」の人気性向・属性、女の子におけるアイドル系キャラクターの人気動向がある程度つかみ取れる、興味深い内容ではある。

また、汎用的に人気があると思われていた「ONE PIECE」や「ポケットモンスター」の姿がほとんど見られないのは、意外といえば意外。単に人気に陰りが生じてきた、というよりはあまりにもの人気なため、「あって当たり前」の存在となりつつあるのかもしれない。


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