パソコン一番、スマホは二番、Facebookのアクセス端末

2014/06/24 11:00

今やmixiなどを超え、ツイッターやLINEと競り合うほどに日本でも普及を示しているソーシャルメディア、Facebook。他のソーシャルメディア同様、スマートフォンを中心とする携帯電話の高性能化が利用に拍車をかけたのは間違いないが、それでは実態として、Facebookの利用者はどのような端末からアクセスをしているのだろうか。ライフメディアのリサーチバンクが2014年6月18日に発表したFacebookに関する調査結果から、その実態を確認していく(【発表リリース:Facebook(フェイスブック)に関する調査】)。

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パソコンが一番、スマートフォンが続く


今調査は2014年6月6日から11日にかけて、10代から60代の男女を対象にインターネット経由で行われたもの。有効回答数は1800件。男女比、10歳区切りの世代構成比は均等割り当て。また今調査に関する先行掲載の記事【Facebook登録者は38%、非登録理由は「不要」「実名がイヤ」】などで解説している通り、今調査対象母集団では38.1%の人が回答時点でFacebookに登録(利用頻度は問わず)。そしてその登録者のうち約7割は、週一以上の頻度で利用している(利用実態のある登録者)。

↑ Facebookに登録をしている(2014年6月)(再録)
↑ Facebookに登録をしている(2014年6月)(再録)

↑ Facebookのログイン頻度(登録者限定)(2014年6月)(再録)
↑ Facebookのログイン頻度(登録者限定)(2014年6月)(再録)

利用頻度・利用している機能は多種多様だが、その実情によって利用端末も変わってくる。移動先でちょくちょく現地での様子を報告したり写真を撮りたい人はスマートフォンが欠かせないし、仕事場や自宅でウェブブラウジングをしながら情報を集め、その内容を知人に知らせたい、じっくりと精査した上で書込みしたい場合は、パソコンの方が都合が良い。自宅内でリラックスしながら大きな画面でチェックをしたい場合、タブレット端末があればハッピーなFacebookライフが堪能できる。

そこで利用実態のある登録者に、どのような端末でFacebookへアクセスしているか、複数回答で聞いた結果が次のグラフ。最上位を示したのはパソコンで3/4程度、次いでスマートフォンがほぼ5割という結果となった。

↑ どの端末でFacebookにログインしているか(週一以上利用者、複数回答)(2014年6月)
↑ どの端末でFacebookにログインしているか(週一以上利用者、複数回答)(2014年6月)

男性でややパソコンが多い、女性でスマートフォンが多いのは、それぞれ普段Facebook以外でもインターネットへのアクセス端末として利用しているものが、そのまま反映されたものと考えられる。男性は多分に仕事場からのアクセス機会も多いのだろう。

意外に思えるのがタブレット端末。全体で14.0%、男性に限れば2割近く。タブレット端末の利用率(所有率では無い。世帯単位で所有している事例も多いため)は2割前後という話が複数の調査結果から出ていることを考えれば、タブレット端末におけるFacebook利用率はかなり高めと考えられる。一方で、従来型携帯電話によるアクセスは3%足らずに留まっている。利用できなくはないが、多分に無理があり、昨今ではマルチメディアファイルがアップロードされる場合も多いため、多くの人はスマートフォンに移行しているというのが実情だろう。

経年変化で見るアクセス端末の推移


リサーチバンクでは2011年から毎年同じタイミングでFacebookに関する調査を実施しており、その経年動向を知ることが出来る。今件アクセス端末に関しては2012年からの調査がなされているため、都合3年間の動向を確認できる。それをざっとまとめたのが次のグラフ。

↑ どの端末でFacebookにログインしているか(週一以上利用者、複数回答)
↑ どの端末でFacebookにログインしているか(週一以上利用者、複数回答)

動向をまとめると、

・パソコンは漸減

・スマホは漸増から頭打ち

・従来型携帯は減少

・タブレット端末は確実に上昇

という動きが男女を問わずに起きているのが分かる。特に興味深いのは、スマートフォンによる利用率が頭打ちの傾向を示していること。経年データがまだ3年分なので一時的現象の可能性もあり、来年以降の動きで追検証する必要はあるが、同時にタブレット端末の利用者が増えていることから、室内でのリラックスタイムにおける利用者が、スマートフォンからタブレット端末にシフトしている面があるのかもしれない。

スマートフォンはもちろんだが、今後はタブレット端末の普及率もぐんぐんと上昇していく。機動力はスマートフォンよりも下だが、操作性や機能は上のタブレット端末が多くの人の手に渡るに連れ、Facebookの利用端末にどのような変化が生じることになるのか、注意深く見守りたいところだ。


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