利用率33%、フォロワー中央値95人…米中高生のツイッター利用状況をグラフ化してみる

2015/04/18 10:00

日本以上にスマートフォンの普及が著しいアメリカでは、未成年者の間にも急速にスマホが普及し、多様なソーシャルメディアが用いられ、コミュニケーションの様式が大きく変化しつつある。今回は日本でも良く知られているツイッター(Twitter)のアメリカでの未成年者における利用状況について、同国の民間調査会社の一つPew Research Centerが2015年4月9日に発表した調査結果【Teens, Social Media & Technology Overview 2015】から確認していくことにする。

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今調査の調査要目は先行記事【パソコン87%、スマホ73%…アメリカ未成年者のデジタル機器所有状況をグラフ化してみる】を参照のこと。なお今調査対象母集団は13-17歳、日本ならば中高生を対象にしている。

次に示すのはツイッターの利用状況。スマートフォンやインターネットの利用者に占める比率では無く、各属性全体比であることに注意。例えば全体では33%とあるので、アメリカの中高生の1/3はツイッターを利用していることになる。

↑ Twitter利用者率(2014年9月-10月・2015年2月-3月、13-17歳、アメリカ)
↑ Twitter利用者率(2014年9月-10月・2015年2月-3月、13-17歳、アメリカ)

男女別ではいくぶん女性の方が利用率が高く、歳別では上の世代の方が2倍近い割合を示している。ごく若年層にはツイッターは扱いにくい存在なのかもしれない。女子・上の世代の双方を合わせた女子15-17歳に限れば、およそ半分がツイッターを利用している計算になる。

世帯年収別、保護者の学歴別、居住地域特性別で、傾向的な動きは見られない。押し並べて一定数が利用している形となる。元々従来型携帯電話でも十分使えるサービスなだけに(そもそもSMSが元ネタとなったのだから当然)、利用ハードルの上で格差が生じにくいのだろう。

ツイッターの利用の際によく話のネタとなるフォロワー数(「該当アカウントの追っかけ」的な意味。そのアカウントの発言を逐次追跡し、自分の逐次更新掲示板(タイムライン)上に掲載していく)はどれ位なのだろうか。

↑ 何人のフォロワーが居るか(Twitter利用者限定)(具体的人数回答)(2014年9月-10月・2015年2月-3月、13-17歳、アメリカ)
↑ 何人のフォロワーが居るか(Twitter利用者限定)(具体的人数回答)(2014年9月-10月・2015年2月-3月、13-17歳、アメリカ)

自分のフォロワー数を把握していない人が半数近くの44%。回答者の限りでは101-500人の範囲に入る人が18%でもっとも多く、次いで25人以下の14%。平均値は218人で中央値は95人。相当なフォロワー数を持つ人が多分にいることがうかがえる。

報告書では一部具体的な値も提示されている。男子は中央値が61人なのに対し女子は116人と2倍近くに及んでいる。また13-14歳に限ると30人でしかないが、15-17歳では103人と3倍以上に達しているという。歳が上になるほど、男子よりも女子の方が積極的に利用している状況は、他の主要ソーシャルメディアと同様ではある。

フォロワー数まで含めると、日本における類似規模の調査は残念ながら見当たらない。昨年頭に実施された情報通信政策研究所の調査結果では(【LINE、ツイッター、そしてFacebook…高校生のソーシャルメディア利用状況】)、高校生の利用率は66.9%との値が出ている。ツイッターは他のソーシャルメディアと比べて日本における浸透度が高いことで知られていることから、仮に同じ条件で実施すれば、類似、さらにはより高い値が出るかもしれない。


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