全体8割、男子に限れば9割強…米中高生のゲーム機所有状況

2015/04/15 11:38

昨今ではスマートフォンにそのおかぶを奪われつつあるが、現在でも家庭用ゲーム機が子供達にとって重要なアイテムであることに変わりはない。そして昨今ではインターネットへのアクセスが当たり前となっていることもあり、単純なゲーム機として以上の注目を集めているのも事実である。今回はアメリカの民間調査会社の一つPew Research Centerが2015年4月9日に発表した調査結果【Teens, Social Media & Technology Overview 2015】を通じ、同国の中高生に当たる年齢の子供達における、家庭用ゲーム機の所有・利用状況を確認していくことにする。

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今調査の調査要目は先行記事【パソコン87%、スマホ73%…アメリカ未成年者のデジタル機器所有状況をグラフ化してみる】を参照のこと。

次に示すのは調査対象母集団における、家庭用ゲーム機の所有あるいは利用(自由にいつでもアクセスできる状況にある)状況。いわば「常用できるか否か」の値。また設問原文では「Xboxシリーズ、プレイステーションシリーズ、Wiiシリーズのような」と具体例を挙げており、その対象がすべて据置型ゲーム機のようにも読めるが、一般的には「ゲーム機」との表記の場合は3DSやPS Vitaのような携帯ゲーム機も該当するため、今件値は家庭用ゲーム機全般に対する値と考えて問題は無いだろう。

↑ ゲーム機の所有・利用状況(2014年9月-10月・2015年2月-3月、13-17歳、アメリカ)
↑ ゲーム機の所有・利用状況(2014年9月-10月・2015年2月-3月、13-17歳、アメリカ)

全体では81%、男子は91%と9割を超え、女子は7割に留まっている。男子の方がゲーム機の所有率が高い状況は、日本とさほど変わりがない。世代別区分を見ると男女の細分化でもほぼ変化が無く、中高生におけるゲーム機の利用状況はこの構造で変化が生じていないことが分かる。

また連動性が高い世帯年収と保護者の学歴別の動向だが、今回区分された条件のうち最下層に当たる年収3万ドル未満・高卒未満の層のみ低めの値が出ているが、それより上の層ではほぼ同率を示している。また地域差もほとんど出ていない。これは価格面での取得ハードルが低く、一定層以上になるとハードルとはなり得ない状況であることを示している(100%にならないのはゲーム機そのものの需要の問題)。

なお今調査ではインターネットへのアクセス機器としてパソコン、スマートフォン、従来型携帯電話、タブレット型端末、そして今回のゲーム機と合計5つの端末を挙げている。そして具体的値こそ提示していないが、多くの若年層は複数の端末を所有・利用できる状況にあり、必然的に複数ルートでインターネットにアクセス可能な状態にあるとしている。大よそ7割は3つか4つの端末を有し、一つも持ち合わせていないのは1%に過ぎず、1つしかないのは4%でしかないとのこと。

利用できる頻度がどの程度かまではまだ別ではあるが、今件がアメリカの若年層でどこまでインターネットが普及浸透しているかを知る、良い指標には違いない。


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