価格変動に影響されるたまご、漸減する牛乳……家庭内のたまごや牛乳の摂取頻度動向(2015年)

2015/01/15 11:00

JC総研は2014年3月27日、畜産品などの消費性向に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、たまごを家庭で毎日食べている人は2割強、牛乳を飲んでいる人は4割強に達していることが分かった。他方「ほとんどない」との回答者はそれぞれ数%、2割近く確認できる。たまごは多分に相場変動に左右される雰囲気だが、牛乳は飲料傾向が微減する動きを示している(【発表リリース:畜産物等の消費行動調査】)。

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今調査は2013年11月8日から13日にかけて全国の主婦・既婚男性・単身女性・単身男性に対してインターネット経由で答えてもらったもので、有効回答数は2082人。男女比率は1022対1060、世代構成比は20代以下から10歳区切り(70代は70代以上)で162人・303人・336人・329人・418人・534人。

今調査では畜産品などの消費性向を確認するとし、牛肉・豚肉・鶏肉・鮮魚・たまご・牛乳の家庭における摂取頻度を尋ねている。次以降に示すのはそのうちたまごと牛乳の動向を記したもの。

↑ 家庭における食材の摂取頻度(たまご)
↑ 家庭における食材の摂取頻度(たまご)

まずたまごだが、ほとんど食べない人はごく少数で3.4%。週一未満の人は13.0%。8割以上の人は週1回以上はたまごを自宅で食べている計算になる。週半分以上、つまり二日に一度以上は何らかの形でたまごを食べている人は半数近くに達している。毎日の人ですら21.6%もおり、卵の人気ぶりがうかがえる。

経年変化の点では特に傾向だった動きは無い。「ほとんど無い」の人が漸増しているようだが、誤差の範囲だろう。また2012年から2013年にかけていくぶん頻度が減っているが、これについてリリースでは2013年から続いているたまごの相場上昇が原因ではないかと説明している。

↑ 家庭における食材の摂取頻度(牛乳)
↑ 家庭における食材の摂取頻度(牛乳)

続いて牛乳。ほとんど飲まない人は19.1%と2割近く。一方でほぼ毎日飲んでいる人は43.3%と4割強に達している。週半分以上も合わせれば、6割近くの人が二日に一度以上は牛乳を飲んでいる計算になる。

経年変化だが、毎日飲む人は漸増しているものの、ほとんど飲まない人も漸増。また週半分以上飲む人が大きく減り、頻度の低い飲み方をする人が増える動きを示している。積極的に飲む人は増えているものの、意図的に飲まない人も増え、そこそこ飲む人は飲む頻度を減らしているように見受けられる。

昨今では乳製品やたまごの高騰がたびたび話題に登り、またスーパーなどで実物を手に取る際にその実情を改めて認識することができる。次年分の調査は今年3月前後に公開されることになるが、その際には価格動向が消費性向にいかなる影響を及ぼしていることになるのかが判明することになる。注意深く見守りたい所だ。


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