「とりあえず」は良く食べる、「締めに」は我慢することが多いネタ!? 回転寿司ネタ選択事情

2014/05/16 08:00

食欲をフリーダムに満たすことが回転寿司で許されるなら、お皿の色(価格)を気にせずに自分の好きなネタを何度となく注文し食する人も多いだろう。しかし実際にはお財布事情や品揃え、ネタの組合せなど多種多様な理由により、自分の好きなネタばかりを食べるわけにはいかない。またその「自分の好きなネタ」自身、人によって好き嫌いがあるため、必ずしもすべての人が同じネタを一番好きということもありえない。今回はマルハニチロが2014年4月17日に発表した回転寿司に関する消費者実態調査から、普段最初・締めに食べることが多いネタ、さらには普段よく食べている・食べたいけれど多様な事情で我慢することが多いネタについて見ていくことにする(【発表リリース:回転寿司に関する消費者実態調査2014実施しました。】)。

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最初も締めもサーモンで決めっ


今調査に関する調査要項は先行する記事【「一人回転寿司」はアリかナシか!?】を参照のこと。まずは回転寿司に入って実際に食事をする際に、最初に何を食べるか、そして最後の締めとして何を食べるかを尋ねたもの。意外にも最初も最後も最上位についたのはサーモンだった。

↑ 最初に/最後に食べることが多いネタ(それぞれ単一、上位10位まで)
↑ 最初に/最後に食べることが多いネタ(それぞれ単一、上位10位まで)

居酒屋ならばお通し、あるいは「とりあえず●×」に該当する、最初のネタとしてはサーモンがもっとも多く約2割。次いでマグロ(赤身)が11.5%、ハマチ・ブリが8.2%、マグロ(中トロ)が7.6%と続く。寿司関連で通の人にいわせると、カウンタータイプの寿司屋では注文に関して「この順に頼むのが通だ」的なものがあるとのことだが、回転寿司ではそこまでかしこまったことは考えず、好きなものを頼めば良いだけの話。とはいえ男性は1回の回転寿司での食べる量は平均11.1皿・女性は8.6皿と言われていることから、前座的なネタばかりを選んでお腹を満たしたのではもったいない。

一方締めとしていただくネタだが、最初に食べるネタと比べて回答が分散しているようで、上位層の回答率が低い。それでもトップはこちらもサーモンがついている。次いで玉(子)、さらにはマグロ(赤身)、マグロ(中トロ)、ネギトロ(軍艦巻き)などトロ系のが続く。「そういや自分も締めにはこれを食べるよな」とあるある感を覚えるラインアップではある。

最初=いつも、締め=普段は我慢!?


次に示すのは同じ回転寿司のネタで、普段よく食べているもの、そして好きで食べたいのだけれども、値段などの事情で我慢することが多いネタを尋ねた結果。

↑ 普段多く食べている/食べたいけど我慢することが特に多いネタ(3つまでの複数回答、上位それぞれ10位まで)
↑ 普段多く食べている/食べたいけど我慢することが特に多いネタ(3つまでの複数回答、上位それぞれ10位まで)

普段から多く食べているネタはサーモン、マグロ(赤身)、ハマチ・ブリ、そしてマグロ(中トロ)。そして食べたいけれども我慢することが多いのはマグロ(大トロ)が圧倒的で、次いでマグロ(中トロ)、アワビ、ウニと続く。やはり値段がネックのようだ。

そして興味深いことに、1枚目のグラフとの比較で、「最初に食べるネタ」と「普段多く食べるネタ」、「最後に食べるネタ」と「我慢することが多いネタ」が非常に似通っていることが分かる。特に「最初に」と「普段多く」は上位第4位まで種類・順番まで一致している。

回転寿司におけるネタの選択は、概して最初に食べるものを普段から良くいただくことが多く、また最後の締めに食べるものは普段はあまり食べずに我慢することが多い。ネタの選択をしている自分自身を思い返せば、なるほど確かにその通りと納得させられてしまう次第ではある。


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