利用者8割、そのうち月一以上は4割近く…回転寿司の利用実態(2016年)(最新)

2016/04/04 04:50

おにぎりと並び日本風のファストフードとして知られている一方、食生活の変化や競合他サービスの領域拡大で苦戦を強いられ、多様な商品展開で起死回生を図る動きがみられる、回転寿司業界。現状ではどれほどの人が、どれ位の頻度で利用しているのだろうか。今回はマルハニチロが2016年3月29日に発表した【回転寿司に関する消費者実態調査2016】を元に、確認していくことにする。

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今調査は2016年2月25日から3月8日にかけて、関東・関西在住の15歳から50代の男女に対しインターネット経由で実施したもので、予備調査時点では3756人が調査対象母集団。本調査ではそのうち、月1回以上で回転寿司店を利用している人1000人を対象としている。本調査の男女比・地域比率はそれぞれ1対1。調査協力会社はネットエイジア。

次に示すのは予備調査、つまり回転寿司の利用の有無を問わない調査対象母集団における、お寿司の利用状況を確認したもの。普段お寿司の調達場所としてもっとも使われているのは回転寿司店で、8割以上の人が利用している。頻度は今設問では問われていないことに注意。

↑ どこで寿司を購入・食しているか(複数回答、全体)(2016年)
↑ どこで寿司を購入・食しているか(複数回答、全体)(2016年)

次いで多いのはスーパーなどでの購入で6割強、大きく回答率が下がって「家族で作る」「回転寿司以外の寿司店」が続く。現在の食卓でお寿司の立ち位置は、大よそ回転寿司かスーパーなどのコーナーに並ぶセット系のお寿司、そして何らかのイベントの際に家族で作るお寿司(手巻き寿司など)が主力と考えてよいのだろう。他方「お寿司は食べない」との回答は4.3%に留まっている。手巻き寿司などまで含めた場合、食べない人はほとんどいないと見て良い。

それではもっとも多くの人が寿司を食するルートとして用いている回転寿司店は、どの程度の頻度で使われているのだろうか。

↑ 回転寿司利用頻度(2016年)(持ち帰り含まず、回転寿司利用者限定)
↑ 回転寿司利用頻度(2016年)(持ち帰り含まず、回転寿司利用者限定)

全体では大よそ4割が月一以上で利用している。週一以上のつわものも約4%。月一ほどの頻度では無いが、年に一度以上は足を運ぶ人の仕切りを計算すると56%近くとなり、回転寿司を利用する人の多くはイベント的、特別な気分転換としての食事に回転寿司を位置づけている様子が分かる。例えば自分が頑張ったと思った時のご褒美として、ボーナス支給時、とても疲れた時、何か嬉しいことがあった時、子供が良い成績を収めた時、などだろうか。

属性別の違いでは、男女では男性の方が、世代別では20代から30代、そして50代で利用率が比較的高め。就業者による食事の一環として、あるいは家族サービスとしての回転寿司の利用が多いのかもしれない。

地域別では月数回以上の頻度では関東の方が高めだが、月一以上の仕切り分けならほぼ同率、それ以下の期間区分では関西の方が利用率は高めとなる。また別項目の回答になるが、回転寿司における注目・選択の方法として「回っているネタ」「注文して握ってもらうネタ」の利用性向を見た場合、関西の方が圧倒的に「回っているネタ」を利用する率が高い。関西では関東と比べ、仕組みも含めて回転寿司を大いに楽しみ、多くの人が利用しているようだ。


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