働く女性の想い、「本当は専業主婦になりたい」は3割台(最新)

2019/04/26 05:16

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2019-0425今や1000万世帯を超えた共働き世帯だが、女性は就業以外に家事のほとんどに従事する場合が多く、必然的に個人に課せられる負担が多くなる。他方、就業そのものでも男性と比べ女性は、就業技術には関係なく不利なポジションに置かれている事例が多々あるとの指摘もある。今回はソニー生命保険が2019年4月24日に発表した【女性の活躍に関する調査2019】から、働く女性における就業そのものや世帯への思いについて確認をしていくことにする。

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「女性は働くのに不利」当事者の7割が実感


今調査は2019年3月15日から19日にかけて20歳から69歳の女性に対し、インターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。20代から10歳区切りで均等割り当て。調査協力会社はネットエイジア。

今調査対象母集団のうち有職者(未既婚を問わず。よって兼業主婦以外に独身者の就業者も含む)に対し、生活や仕事に関する問いを行い、その内容に対し「非常にそう思う」「ややそう思う」(以上肯定派)「どちらともいえない」(以上中庸・意見留保派)「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」(以上否定派)のいずれかの選択肢で回答してもらい、そのうち肯定派の値を累積した結果が次のグラフ。

↑ 生活や仕事に関する内容についての感想(女性回答、有職者限定、肯定派)(2019年)
↑ 生活や仕事に関する内容についての感想(女性回答、有職者限定、肯定派)(2019年)

有職女性の7割が「女性が社会で働くには不利な点が多い」と実感している。これが自分の経験によるものか、それとも周辺で見聞きしたものを起因としているかまでは問われていないが、多分に実体験によるものと考えた方がよさそうだ。一方、「現在の生活に満足している」との回答も5割を超えており、不平不満に満ちあふれた日々を迎えているわけではないことが分かる(ちなみに否定派は24.8%)。

また、7割が不利な点が多いとする状況下でも、4割強の人は「今後もキャリアを積み、高みを目指したい」としている。さらに3割強は管理職への機会があればチャレンジしたいとし、意気盛んであることがうかがえる。

不遇な環境下におかれていることを自覚しながらも、現状に満足し、さらにステップアップしたいとの意向も少なくない就業女性だが、同時に専業主婦になりたい人も3割台存在する。今件は独身就業者も回答に含まれており、その場合は仕事を辞しても専業主婦になるわけではないので、今項目では「どちらともいえない」としか選択しようがないことから、数字上にぶれが生じている可能性もあるものの(あるいはその場合回答者の認識として、「結婚した上で」も自動的に加わるのかもしれない)、少なからぬ有職女性が専業主婦への憧れを抱いていることになる。

この「本当は専業主婦になりたいか」への回答を年齢階層別に区分したのが次のグラフ。

↑ 生活や仕事に関する内容についての感想(女性回答、有職者限定、「本当は専業主婦になりたいか」、年齢階層別)(2019年)
↑ 生活や仕事に関する内容についての感想(女性回答、有職者限定、「本当は専業主婦になりたいか」、年齢階層別)(2019年)

いくぶんばらつきはあるが、おおよそ年が上になるほど肯定派が減り、否定派が増えていく。特に20代の有職女性では5割台が「本当は専業主婦になりたい」と思っている。肯定派が否定派を上回るのは20代のみ。就業の時間を重ねていくに連れて、その楽しさや有意義さを実体感するようになるのかもしれない。あるいは30代以降になると子供が生まれることで生活費がかさむため、なりたい気持ちは否定できないが現実的では無いと認識してしまう可能性は否定できない。

これらはあくまでも調査対象母集団の対象属性の平均値ではあるが、働く女性の心境の一端をかいま見れるとの観点では、色々と考えさせられる結果に違いない。


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