動画投稿、デジタルコンテンツの販売、投資活動…働き方として大学生はどのような視線で見ているのか

2015/03/27 15:05

インターネット技術の発達とアクセス環境の普及により、仕事の様態は大きな変化を示している。これまでなら身近な人への小規模な相対売買に過ぎなかったものが、世界を相手にビジネスを行うことも可能となった。さらには過去には想定も出来なかったような商売も生まれている。今回はフルキャストが2015年3月2日に発表した【大学生の金銭・仕事事情に関する調査】の結果から、インターネットの普及で大きな注目を集めている業態に、大学生がどれほど興味関心を抱いているかについて、確認をしていくことにする。

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今調査の調査要項は先行記事【バイトは6割、小遣いや仕送り5割強、奨学金は1/3強…大学生のお財布事情を探る】参照のこと。

次に示すのは冒頭でも触れた通り、インターネット技術の進歩やアクセス環境の普及により、新たに生まれた、大きく市場が広がりハードルが低くなったビジネスに対しどれほど興味関心を抱いているかを尋ねた結果。「実際に取り組んでいる」「調べたことがある」「憧れる程度に関心はある」「見聞きしたことがある程度」「見聞きしたことが無い」の5選択肢の中から一つを選んでもらい、前者3つのポジティブな回答値を足したもの。

↑ 将来の働き方・稼ぎ方として興味があるか(20代大学生、2015年、「実際に取り組んでいる」「調べたことがある」「憧れる程度に関心はある」の合計)
↑ 将来の働き方・稼ぎ方として興味があるか(20代大学生、2015年、「実際に取り組んでいる」「調べたことがある」「憧れる程度に関心はある」の合計)

動画投稿、具体的には何かと話題のYouTuberのような就業・稼ぎ方に興味がある人は1/3強。デジタルコンテンツの作成、例えばLINEのスタンプやスマートフォン向けアプリの販売などに関心を持つ人は4割近く。ハンドメイド品も3割強、業務代行などは1/4程度、株式投資やFXなどは4割強に達している。成功には元手や資金、技術など相応のスペックが求められるが、いずれもインターネットの普及で参入ハードルが低くなったものばかりであるだけに、それなりに興味関心を持たれているようだ。

男女別では男性が動画投稿や投資に、女性がデジタルコンテンツやハンドメイド品の販売に、より強い興味関心を抱いている。確かに動画投稿で稼ぎを得ている人は男性が多く(人気の人となると女性比率もそれなりに高くなる)、ハンドメイド品の販売は女性の姿を多く見かける。

これは好意的な意見の総計。興味関心があるだけでなく、すでに実際に取り組んでいる人のみを集計すると次の通りとなる。縦軸の区切りが上のグラフとは異なる事に注意。

↑ 将来の働き方・稼ぎ方として興味があるか(20代大学生、2015年、「実際に取り組んでいる」)
↑ 将来の働き方・稼ぎ方として興味があるか(20代大学生、2015年、「実際に取り組んでいる」)

動画投稿ですでに実際に取り組んでいる人は男性がほとんどで、女性は0.2%。デジタルコンテンツは2%強、ハンドメイド品は女性ではすでに4%が実働している。また投資活動は男性に限れば5.6%。案外多い感はある。

時間の浪費ばかりで結果が出せずに終わるのか、実業としてこなせるほどの成果を出せるのか、さらには日本中、世界から評価を受けるまでに飛躍できるのかは実力と努力、そして運次第ではあるが、少なくとも参入ハードルが昔と比べて大いに下がっているのは間違いない。大学時代というモラトリアム期間を大いに活かし、可能性にチャレンジしてほしいものだ。


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