男性から見て「バレンタインデー」「ホワイトデー」とは何か

2014/03/07 15:00

2月のバレンタインデー、そして3月のホワイトデーと、男女間のお菓子やギフト、そして気持ちのやり取りが行われるイベントが相次ぎ、世間一般は何かと浮ついた空気に包まれる。しかし環境が浮ついていても、すべての人がその空気を楽しんでいるわけではない。もっと真剣な想いを抱いている人もいれば、否定的な考えを持つ人もいる。その実情を主に男性の視点から、リサーチバンクが2014年3月5日にホワイトデーに関して発表した、男性対象の調査結果から、見ていくことにしよう(【発表リリース:ホワイトデーに関する調査】)。

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男にとっては「関わり合いの無い事」「面倒な行事」が多数


今調査は2014年2月19日から26日にかけてインターネット経由で20代から50代の男性に対して行ったもの。有効回答数は1000件で、世代構成比は10歳区切りにて均等割り当て。

調査対象母集団全員に、回答者自身にとってバレンタインデー・ホワイトデーとはどのようなものか、複数回答で尋ねた結果が次のグラフ。もっとも多い意見は「自分には関わり合いのない行事」だった。

↑ 自分自身にとってバレンタインデー・ホワイトデーとはどのようなものか(複数回答、男性)
↑ 自分自身にとってバレンタインデー・ホワイトデーとはどのようなものか(複数回答、男性)

次いで多い意見が「面倒な行事」と、ネガティブな意見が続く。第3番目にようやく「配偶者・彼女に愛や感謝を伝える日」というポジティブな意見が入る。「愛の告白の日」とする人は6.8%でしかなく、否定的な考え以外は純粋にイベントとして楽しんでいる感が強い。

なお否定的な意見に関しては、元々今調査対象母集団で4割強が「義理チョコをもらっていない」と答えていることから、それとなく納得はできる。

↑ 今年のバレンタインデーにチョコをもらったか(男性、複数回答)(再録)
↑ 今年のバレンタインデーにチョコをもらったか(男性、複数回答)(再録)

本命だけでなく義理チョコももらえなかったならば、「関わり合いの無い行事」と考えるのも理解は出来るというものだ。

これを回答者の世代別で見ると、意外に若年層で「関わり合いの無い行事」の回答率が高い結果が出ている。

↑ 自分自身にとってバレンタインデー・ホワイトデーとはどのようなものか(複数回答、男性)(世代別)
↑ 自分自身にとってバレンタインデー・ホワイトデーとはどのようなものか(複数回答、男性)(世代別)

「自分に関わり合いの無い行事」が一番高いのは20代。バレンタインデーにチョコレートをもらっていない20代は46.4%と、他世代よりやや多めに出ており、義理チョコ・本命チョコの受け取り率も低い(義理チョコは世代間で最低値)。このチョコの受け取り率の低さが、20代における「関係ないネ」的な心境を生み出しているのだろう。

この「面倒な行事」は40-50代でも高めと出ている。他の項目では「自分に関わり合いの無い行事」以外は概して低めの値が出ていることから、男性にとってはほぼ一様に歳を経るほど「無関心、避けて通りたいイベント」との認識であることがうかがえる。もっとも「配偶者・彼女に愛や感謝を伝える日」は40代までに限れば上昇傾向にあるので、40代位まではバレンタインデー・ホワイトデーにかこつけて、相方に普段言えない気持ちを伝える日であるとの認識もあるようだ。

男女で大きく異なる認識


それでは男女間の意識の違いはどのようなものだろうか。厳密には女性に対してはバレンタインデーのみを尋ねており、ホワイトデーは考慮に入っていないが、今件はあえて一つにまとめてみた。

↑ 自分自身にとってバレンタインデー・ホワイトデーとはどのようなものか(複数回答、性別)
↑ 自分自身にとってバレンタインデー・ホワイトデーとはどのようなものか(複数回答、性別)

男性よりも女性の方が、イベント感覚が強い感はある。そしてあらためて男性側のネガティブな意見の強さが見えてくる。

もっともこれはバレンタインデー・ホワイトデーのスタイルから考えれば、ある程度男性側の否定的意見が強くなるのは仕方のない話ではある。最初に行動を起こすのはバレンタインデーにおける女性で、男性はそれに対するリアクションとしてのホワイトデーでのお返しとなる。女性からのアクションが無ければ、男性にとっては単なるスルーなイベントでしかない。

もっとも男性にしても、バレンタインデー以降ホワイトデー当日までの間、様々なチョコレートをはじめとしたお菓子のラインナップの充実、それ以降の各種お菓子の安売り(在庫処分など)を楽しむと考えれば、ある程度気は休まるものだが……。


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