「間食多いな」自覚者3割強、健康面に不安を持つ人は4割を超える

2015/03/18 08:25

「医食同源」という言葉の通り、食生活は人の健康に大きな影響を与える。また病気などで身体にトラブルを抱えた場合、多分において食生活に制限が課せられることになる。見方を変えれば食生活をより健康的にシフトすることで、現状よりも健康面でのリスクを減らすことも可能となる。今回はマルハニチロが2015年2月26日に発表した食生活と健康に関する調査結果から、改めたい食生活上の悪癖、さらには本人の健康状態にかかわる自覚との関係を見ていくことにする(【発表リリース:食生活と健康に関する調査】)。

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「間食多い」と思っている人は32%


今調査は2015年1月21日から23日に渡り15歳から69歳までの男女に対し、インターネット経由で行われたもの。有効回答数は1000件。男女比・10歳区切りの世代構成比は均等割り当て。調査会社はネットエイジア。

冒頭で触れた通り食生活は健康の維持、増幅に大いに関係がある。暴飲暴食をすれば身体を壊すのは必然なのはもちろんだが、栄養バランスに欠けた食事をしていると、たとえ量そのものが適量だったとしても概して不健康な状態に陥ってしまう。また身体に負荷がかかる食べ方をしていれば(例えばよくかまない、不規則な時間で食事を摂る、間食をしばしば摂る)、やはり健康を害してしまいかねない。

それでは人々は普段の食事において、どのような面で改善を図りたいと思っているのだろうか。見方を変えれば現状でそのような状況にある事を自覚しているのを意味するわけだが、最上位についたのは「間食が多い」だった。32.2%の人が同意を示している。

↑ 普段の食事について改めたいと思っていること(複数回答)
↑ 普段の食事について改めたいと思っていること(複数回答)

次いで「早食い・よくかまない」が29.7%、「食べる量が多い」で26.1%、「食事時間が不規則」で23.2%。いずれも食生活によって発生しうる不健康の中でも、肥満の方向性に強い引力を覚えさせる項目ではある。

「好き嫌い・栄養バランスの偏り」は22.4%、「同じものばかり食べる」は21.5%、この回答あたりから、単に肥満体質的なものだけでなく、特定の栄養素不足などによる健康不良のリスクが懸念される項目が出てくる。

「ジャンクフードが多い」「弁当・惣菜・宅配の食事が多い」「外食が多い」は案外回答率が低く2割に届かないどころか1割前後でしかない。そのような状況に至っていないのか、あるいは改める必要はないとの認識なのか。今件の設問様式では判断は難しい。もっとも「特になし」との回答率が1割程度しかないことから、ほとんどの人は自分の食生活に問題意識を持つことは間違いない。

「自分は不健康」と思っている人は食生活の改善を多方面で臨む


今件項目の回答値に関して、事前に自分の健康状態を自己評価してもらった得点で区分し、最高区分にある人=自分の健康状態に自信がある人と、最低区分にある人=自分の健康状態に自信が無い人・不健康度合いが高いと思っている人の回答値を抽出し、再集計した結果が次のグラフ。

↑ 普段の食事について改めたいと思っていること(複数回答)(健康評価最高属性と最低属性)
↑ 普段の食事について改めたいと思っていること(複数回答)(健康評価最高属性と最低属性)

見事に自己健康評価が高い人は普段の食生活でも改めたいとの回答率は低く、評価が低い人は改めたい回答率が高くなっている。つまり自分が不健康だと自覚している人はそれなりに健康的に不安を覚える経験を持っており、それと関係があるであろう食生活上の問題も複数で思い当たる節があることになる。

例えば「間食が多い」は健康評価高の人は21.5%、低の人は40.9%に達している。また「特になし」は評価高の人は1/4にも届いているが、評価低の人は4%程しかいない。

今件がそのまま、例えば「間食していると健康に悪い」を裏付けるものとはならないが(相関関係はともかく因果関係は証明できない)、少なくとも自分自身の傾向状態が良好だと評価できるほどの健康状態にある人は、自分の食生活にもそれなりな自信を持っていることになる。逆に自分自身の健康状態に不安を抱いている人は、食生活の面でも「これはまずいな、改善しなければ」と思い当たる節が多いことが分かる。

実情はケースバイケースで、これらの項目を改善すれば健康面で改善できるとは限らないが、納得感を得る人も多いのではないだろうか。


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