やっぱり強いテレビと新聞、ネット利用者でも情報取得のために毎日見てる人は9割以上

2015/02/13 14:47

インターネットの普及浸透により相対的なメディア力の減退が著しい従来型メディアだが、それでもなお絶大な力を持つことに違いは無い。利用ハードルの低さは多くの人に躊躇なくごく自然な接触を後押しし、いつの間にかライフサイクルの中に刻み込まれていることに気が付かされる。今回はマクロミルが2015年2月12日に発表した防災に関する調査結果をもとに、情報取得の観点からその実態を垣間見ていくことにする(【発表リリース:防災意識に関する定点調査-東日本大震災から4年。防災意識はどう変わったのか-】)。

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今調査は2015年1月27日から28日にかけてインターネット経由で20代から40代の会社員・公務員男女に対して行われたもので、有効回答数は1035件。男女比・世代構成比などは非公開。

今調査対象母集団に対し接触頻度は問わず、情報取得ルートとしてそれぞれのメディア・経路を利用・視聴・閲覧しているか否かを尋ねた結果が次のグラフ。リストアップされた中ではテレビニュースを挙げる人がもっとも多く9割を超える結果となった。

↑ メディア接触率(頻度を問わず接触している割合)
↑ メディア接触率(頻度を問わず接触している割合)

今調査はインターネット経由で行われたもので、今項目では多少インターネット系の選択肢で優位な結果が出る可能性がある。にも関わらず最上位には群を抜く形でテレビニュースがついており、テレビの圧倒的な普及利用感があらためて確認できる。ネットニュースは次点で、15%ポイントほどの差をつけられている。

それらに続くのは紙の新聞で約5割、自治体の広報誌など、友人・知人経由にるクチコミ、ラジオニュースが並ぶ。ニュース取得元としてソーシャルメディアやLINEなどのチャットアプリヲ使う人はさほど多くない。また昨今話題に登ることが多いニュースアプリも利用率は1割を切っている。

それではそれらニュース取得用のメディア利用者は、どの程度の頻度で個々のメディアを使っているのだろうか。メディアそれぞれの特性も多分に影響するが、それでもなおテレビや新聞(紙)といった従来型メディアの権威の実態をうかがい知ることが出来る。

↑ メディア接触率(1日1回以上の接触率)(各メディア利用者限定)
↑ メディア接触率(1日1回以上の接触率)(各メディア利用者限定)

これは例えばテレビニュースなら、テレビニュースで情報を取得する人の93.4%が少なくとも1日1回以上は視聴し、66.9%は1日複数回観ることを意味している(調査対象母集団全体比では無いことに注意)。新聞は1日1回必ず読む人が9割を超えているものの、その特性(原則1日1回しか情報は更新されない)から、1日複数回読む人は3割を切っている。ネット系メディアは電波系メディア(テレビやラジオ)同様、1日に複数回接触されることが多い。中でもネットニュースは1日1回以上が9割を超えてテレビに肉薄しており、複数回接触する人の割合もテレビに近しいものとなっている。ソーシャルメディアやLINEなどのチャットアプリも1日1回以上のくくりでは多少劣るが、1日複数回の利用者率は利用者全体の半数を超えている。

ニュースアプリは1日1回以上の利用率はやや低め。にも関わらず1日複数回の利用率を示す人は5割を超えている。

従来型の4大メディアとして並び評されることが多いテレビ・ラジオ・新聞・雑誌だが、ニュース取得に限ればテレビと新聞の利用率が高く、ラジオや雑誌はそれに及ばない。そしてテレビは1日に複数回観られることが多いが、新聞は大よそ1日に1回しか閲読されない。電波媒体と紙媒体の利用性向の違いがよくわかる結果となっている。他方4マスの中では唯一接触率も利用頻度も低い雑誌(紙)だが、元々速報性に即したスタイルの媒体では無いだけに、これは仕方がない話かもしれない。


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