週何日通っているか、子供達の習い事事(2016年)(最新)

2016/05/10 10:14

先行記事【塾通いの平均日数はどれぐらい?】において、小中高校生における塾通いの実態を、少年教育振興機構が2016年5月2日に発表した「青少年の体験活動等に関する実態調査」報告書の各種公開データから確認した。今回はそれに続き、塾と対で検証されがちな、ピアノや書道、そろばん、スイミングなどの「習い事」に関し、その利用状況を見ていくことにする(【「青少年の体験活動等に関する実態調査」(平成26年度調査)報告書】)。

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今調査の調査要項については先行記事【果物の皮を包丁でむいたり、ぞうきんを絞ったり……いまどきの子供事情を探る】を参考のこと。

次に示すのは調査対象母集団における習い事の利用日数を集計した結果。この習い事とは学習塾以外のことを指す。例えばピアノ教室、絵画教室、そろばん教室、習字、野球、スイミングスクールなど。最近では加えてダンス教室なども含まれるだろう。また、1日複数の塾に通っていても、「習い事がある日」と尋ねていることから、今件がそのまま利用している習い事数を意味してはいないことに注意。

↑ 1週間のうちで習い事がある日はどれ位か(2014年度)
↑ 1週間のうちで習い事がある日はどれ位か(2014年度)

↑ 1週間のうちで習い事がある日はどれ位か(2014年度)(概算平均、日数)
↑ 1週間のうちで習い事がある日はどれ位か(2014年度)(概算平均、日数)

小学生は大よそ6割から7割が習い事通い。小学4年生がピークで、74.3%が頻度はともあれ習い事に足を運んでいる計算になる。それ以降は漸減するが、小学6年生でも63.0%は習い事通い。さすがに毎日は少数派だが、週3日以上通っている人はピークの小学4年生で3割近くに達している。

これが中学生になると大きく値を落とし、習いもの通いは1/3ほどに減る。先の記事「塾通いの平均日数はどれぐらい?」で示した通り、中学生は塾通いをするのが盛んであることから、習い事から塾へ、通う先がシフトしたものと思われれる。また保護者、本人共に習い事への必要性が薄れていくのも一因だろう。そして高校生に至ると通っている人はわずかに1/8程度にまで減少してしまう。

平均的な通う日数も、小学4年生をピークに、少しずつ減っていく。高校2年生ではわずか0.27日/週にまで減少する。



「青少年の体験活動等に関する実態調査」の報告書に添付されている概要解説書では、経年変化のデータも併記されているが、それによると習い事に関する通学者比率や通学日数に大きな変化はないとのこと。ただし概要でしかなく、また前回調査の結果と比較すると差異があるため、検証ができない状態にある。

過去の調査結果も合わせた時系列的な統計値(データベース形式によるクロスデータ)の公開はしばらく後になる。公開が成された上で、経年変化の詳細を確認したいところだ。もっとも先行記事の塾関連では大きな違いが出ていないことから、恐らくは習い事事情でも特段な変化は生じていないと見るのが妥当だろう。


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