タブレット機ゲット、さてパソコンは…もう要らない?

2014/01/19 14:00

ライフメディアのリサーチバンクでは2014年1月15日にタブレット機に関する調査結果を発表したが、その内容によると調査対象母集団のうち現在タブレット機を利用しておらず、今後購入予定、あるいは欲しいと思っている人では、仮にタブレット機を調達できたとしてもパソコンは引き続き必要であるとの考えを持つ人が8割以上の多数を占めていることが分かった。「パソコンは不要」との考えは1割を切っている(【発表リリース:タブレット端末に関する調査】)。

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今調査は2014年1月3日から8日に渡り、10代から60代の男女に対してインターネット経由で行われたもの。有効回答数は3600件で、男女比及び10歳区切りの世代構成比は均等割り当て。

今調査を基にした、先に掲載済みの記事【タブレット機の保有率19%、非保有者も4割強は「今後欲しい」】で解説の通り、現時点では19%の人がタブレット機を保有しており、未所有者は81%。そしてその未所有者のうち半数近くが今後タブレット機を欲しいと考えている。

↑ 今後、タブレット機を購入・利用したいか(現在持っていない人限定)(再録)
↑ 今後、タブレット機を購入・利用したいか(現在持っていない人限定)(再録)

この「今タブレット機は無いが今後欲しい、買うつもり」の人達に、仮にタブレット機を利用するようになった場合、普通のパソコン(デスクトップ、ノートを問わず)は自分に必要か否かを聞いた結果が次のグラフ。

↑ タブレット機を利用するようになった場合、普通のパソコンは必要だと思うか(択一、タブレット購入予定か、欲しいと思う人限定)
↑ タブレット機を利用するようになった場合、普通のパソコンは必要だと思うか(択一、タブレット購入予定か、欲しいと思う人限定)

全体では81.9%が「タブレット機を購入・利用しても、パソコンは引き続き必要」だとしている。「分からない」は12.4%、そして「パソコン不必要派」、言い換えれば「タブレット機が使えるようになれば、今までパソコンでやっていたことをタブレット機で行うので、パソコンはもう(あまり)要らない」とする意見は5.6%に留まっている。多くの人はタブレット機はそれ自身便利で有意義な端末ではあるものの、パソコンでやっていることのすべてを代替させるまでには至らないとする考えなのだろう。

また別項目でタブレット未保有者における「タブレット機調達後、どのようなシーンで使うつもりか」を聞いた結果を見ると、仕事や勉強、実用は少数で、多くはホビーやエンタメ、プライベート用のツールとして期待されているのが分かる。

↑ タブレット機を利用するとしたら、どのような時に利用したいか(複数回答、タブレット機を購入予定、欲しいと思う人限定)(再録)
↑ タブレット機を利用するとしたら、どのような時に利用したいか(複数回答、タブレット機を購入予定、欲しいと思う人限定)(再録)

機動力の高さから、特にホビー・エンタメサイドでパソコン以上の活躍が期待できるタブレット機ではあるが、パソコンを使った用事のすべてを任せるまでには至らない。タブレット機だからこそ新たにできること、タブレット機ならパソコン以上に便利に使えることも多いが、引き続きパソコンの方が使いやすい事例も少なくないという次第である。

男女別に見ると男性よりは女性の方が、「必要派」でも必要度合いの強度が低く、「不用派」の回答率も高いものとなっている。これも「タブレット機を調達した後の利用スタイル」と見比べると、納得がいく。要は女性の方がホビー、エンタメ、くつろぎ目的でパソコンを利用している事例が多いため、それらの行動の代替度が高いタブレット機があれば、パソコンの必要性は低くなり、要らないとする意見も(多少ではあるが)多くなる。他方男性は仕事や勉強でパソコンを使う人も多く、それらはタブレット機でまかなうことが難しいため、たとえタブレット機を使い始めてもパソコンを手放すことは難しい次第。

もっとも今後、タブレット機がさらに高性能化し、オプションとしてのキーボードの普及も広まると、タブレット機と(ノート)パソコンとの境界線があいまいになる。そのような状況が進んでくると、それでもパソコンが必要になるのか否かについては、判断が変わってくるかもしれない。


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