自分の車が欲しい新成人、予算は上限何万円?(2016年)(最新)

2016/01/06 14:00

昔ほど強固なものではないが、今でも自家用車の所有・利用が大人としてのステータス扱いされる場面は多い。また大人として日常生活を過ごす中で、機動性に優れ柔軟性の高い移動手段である自家用車の保有は、大いに行動圏を拡大し、生活を豊かにする。それでは今後自家用車を購入する可能性がある新成人達は、その購入予算としてどの程度の額を想定しているのだろうか。ソニー損害保険が2016年1月5日付で発表した「2016年 新成人のカーライフ意識調査」をもとに、その実情を確認をしていくことにする(【発表リリース:2016年 新成人のカーライフ意識調査】)。

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今調査は2015年11月21日から30日にかけて2016年の新成人男女に対しインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000件。男女比は1対1。調査実施機関はネットエイジア。

今調査対象母集団では12.5%がすでに自分の車を所有し、8.5%が購入予定、50.4%は購入予定はないがいずれは欲しいと思っている。購入予定も無く欲しくもない人は28.6%。また、普通自動車運転免許を所有している人は58.8%、取得最中は3.8%、時期は未定だが取得予定の人は27.5%に達している。

↑ 普通自動車運転免許を持っているか(2016年新成人対象)(再録)
↑ 普通自動車運転免許を持っているか(2016年新成人対象)(再録)

そこで「運転免許をすでに所有している、あるいは所有予定の人」で、かつ「車を購入する予定はない人以外」の人、つまり自分で運転する車を購入予定の人に、車を購入する際の上限予算を尋ね、その平均値を算出した結果が次のグラフ。ほぼ同一条件で毎年新成人に対し尋ねた結果を併記している。

↑ 車を購入する際の上限予算の平均額(万円)(各年新成人のうち、運転免許を保有(予定者)で、車を購入する予定はない人以外対象)
↑ 車を購入する際の上限予算の平均額(万円)(各年新成人のうち、運転免許を保有(予定者)で、車を購入する予定はない人以外対象)

全体の平均額は直近2016年では187万円。男性はやや高めの215万円で女性は157万円となり、50万円以上の差が出ている。車に対する必要性、価値観の違い、そしてお財布事情が差となって表れているものと考えられる。一方、都市部と地方では地方の方が車に対する必要性は高いのだが、予算上限金額は都市部の方が上。多分にファッション性を重視しているからだろうか。

経年別で見ると結果を取得できる2011年以降は大よそ上昇している。特に2013年で一段階、2015年でもう一段階大きな上昇が確認できる。属性別では男性・地方居住者がほぼ全体と同じような上昇ぶりを示していたが、2015年からは両者に差が開きつつある。また女性・都市部居住者はは2013年以降2015年までは一様に上昇した動きが見える。

直近の2016年では男性と都心部居住者がほぼ横ばいの動きを示し、地方と女性が減少。先行記事でも言及の通り、都心部と地方における経済状況の変化が、車購入の際の予算額に対しても、それぞれの動きに応じた影響を与えた可能性は否定できない。

ちなみに同一条件下の人たちに欲しい車種を具体的に尋ねたところ、男性はBMW、インプレッサ、プリウスの順、女性はタント、アクア、キューブの順となった。

↑ 車を購入する際に欲しい車(2016年、複数回答、上位)(各年新成人のうち、運転免許を保有(予定者)で、車を購入する予定はない人以外対象)(海外メーカーの自動車やレクサスなどの高級車ブランドは、車種別ではなくメーカー(ブランド)別で選択肢を提示して聴取)
↑ 車を購入する際に欲しい車(2016年、複数回答、上位)(各年新成人のうち、運転免許を保有(予定者)で、車を購入する予定はない人以外対象)(海外メーカーの自動車やレクサスなどの高級車ブランドは、車種別ではなくメーカー(ブランド)別で選択肢を提示して聴取)

欲しい車種の違いが、男女の上限予算の差が大きく出る一因でもあるのだろう。


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