2014年の新成人は121万人・過去最少値…新成人人口の推移をグラフ化してみる

2014/01/01 10:00

総務省統計局は2013年12月31日、2014年1月1日現在における「午(うま)年生まれ」の人口と「新成人」の人口の推計データを発表した。それによれば午(うま)年生まれの人口は958万人で、新成人の人口は121万人という推計となり、新成人の数は去年2013年と比べると1万人減った値となった。新成人人口は統計データが残っている1968年以降は起伏を繰り返しながら全般には減少傾向にあり、昨年に続き4年連続で総人口に占める割合が1%を割り込むことが確認されている。また、記録を始めてからもっとも多かった昭和45年(1970年)の246万人に対し、半数(123万人)を3年連続で下回ったことになる(【発表リリース:統計トピックスNo.76 「午(うま)年生まれ」と「新成人」の人口―平成26年 新年にちなんで―】)。

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午年生まれの人口は958万人で、そのうち男性は465万人・女性は493万人。総人口1億2722万人に占める比率は7.5%。出生年別に見ると、2014年中に36歳になる昭和53年生まれの人が167万人でもっとも多い。次いで昭和17年生まれの人が162万人で多いとの結果が出ている。また午年生まれの人口は十二支の中ではもっとも少ないが、これは丙午の影響によるところが大きい。

一方、新成人(2013年中に成人に達した人、2014年1月1日現在20歳)の人口は121万人。男性が女性より3万人多い。

↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)
↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)

↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)(21世紀分)
↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)(21世紀分)

新成人の人口推移を見ると、グラフ左の1970年が一番多い。これは第一次ベビーブーム世代が成人に達したのが原因。その後減少を続けているが、1980年以降再び増加に転じ、第二次ベビーブーム世代の人が成人に達する1995年前後にピークを見せる。その後減少傾向を再開し、今はそれが継続中の状態にある。

今回発表された2014年の新成人121万人は、データが残っている範囲では過去最低数で去年からさらに1万人減少している(年末における成人人口は概算値なので万人単位でしか発表されない)。そして冒頭でも触れたように、もっとも多かった1970年の246万人の半数を割り込んでいる。さらに総人口に占める比率も減少を継続中で、こちらも昨年同様に1%未満(2つ目のグラフで確認できるが、4年連続の状況)。これは「人口そのものの減少」「若年層人口の減少」の2つの状況が並行して起きていることを意味している。

なおグラフ上、1987年に大きなへこみが生じているのが目に留まる。これは昭和41年・丙午年生まれの人が成人した年。いわゆる「丙午信仰・迷信」により出産数が極端に少なかったことに起因するもの。これが主な原因で、上記にある通り十二支では丙午生まれの人口がもっとも少なくなっている。このように視覚化すると、ここまではっきりとした動向が確認できる次第である。歴史的事実として覚えておくとよいだろう。


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