竹島そのものの認知度95%、「日本固有の領土」は57%

2013/08/02 07:00

内閣府は2013年8月1日、竹島に関する特別世論調査の結果(速報)を発表した。それによると「竹島」そのものを知っていた人は94.5%に達していたことが分かった。一方で「竹島」に関する問題の認知度については、韓国による不法占拠の事実を知っている人は6割近く、歴史的にも国際法上も明らかに日本の領土であることを認知している人は57.4%に留まるなど、「竹島」に関する具体的な問題への認知度は、全体で6割に届いていないことが明らかになっている(【内閣府:平成25年度特別世論調査一覧ページ】)。

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今調査は2013年6月20日から30日にかけて、全国20歳以上の日本国籍を有する人3000人に対し、調査員による個別面接聴取方式によって行われたもので、有効回答数は1784人。

竹島は島根県に属し、隠岐島の北西約157キロ、北緯37度14分・東経131度52分に位置する、男島・女島から構成される島。戦後発効したサンフランシスコ講和条約で国際的に日本領帰属として確定したが、その直前に韓国が独自に・一方的に海洋主権宣言(李承晩ライン宣言)により竹島の領有を主張、同島を自国領海に取り込み、以後同国が武力によって不法占拠・支配を継続しており、日本の施政権行使がさまたげられる状態が続いている。


↑ 竹島の位置(【島根県総務課・竹島問題研究所より】)

今回発表された速報内容によれば、「竹島」そのものの認知度は高く、調査対象母集団全体の94.5%が知っていると答えた。知らなかった人は5.1%に留まっている。


↑ 「竹島」を知っているか

島そのもの、存在についての認知度は高い。

一方、「竹島」に関する諸問題への認知度はそれほど高くないことが、今回の調査で明らかにされている。次に示すのは「竹島を知っている」人に限定し、具体的な諸問題の認知度を尋ねたものだが、多くて6割程度に留まっていた。


↑ 竹島に関して知っていたこと(竹島そのものを知っていた人限定、複数回答)

呈示された選択肢の中でもっとも認知度が高かったのは「竹島には現在も韓国が警備隊員などを常駐させるなどして不法占拠を続けている」で63.1%。今件は竹島そのものを知っている人に限定しているので、調査対象母集団全体では63.1%×94.5%で59.6%ということになる。

ある意味一番肝心な「竹島は歴史的にも国際法上も明らかに我が国国有の領土である」という選択肢への認知度は60.7%。全体比では57.3%と6割足らずでしかない。また、日本側が事あるたびに抗議をしていることを知っていた人は53.1%(50.2%)で、かろうじて半数を超える程度に留まっている。

今調査別項目で問われており、詳細は機会を改めて解説することになるが、今件問題については今まで以上に多種多様な方面から、積極的な啓蒙活動と周知への努力が求められよう。


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