20代が気兼ねなくもらえる金額いくらぐらい? 受け取る側の想いを探る(2016年)(最新)

2016/12/03 05:10

誕生日やバレンタインデーにおけるプレゼント、あるいは昼食や仕事の後のちょっとした一杯での代金など、他人から何らかのおごり、贈呈を受ける機会は、日常生活の中ではしばしば遭遇する。それなりの金額ならあまり気にもしないが、一定ラインを超えた額だと何となく引け目を感じたり、贈り手側の思惑を想像してしまうもの。それではその「気兼ねしないライン」は、一体いくらぐらいなのだろうか。20代の心境に関して、SMBCコンシューマーファイナンスが2016年12月1日に発表した調査結果を基に、その額を確認していく(【発表リリース:20代の金銭感覚についての意識調査2016】)。

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友人・同僚からは1000円程度で8割強が「気兼ねなし」


今調査は2016年10月5日から11日にかけて、携帯電話を用いたインターネット経由で20代男女に対して行われたもので、有効回答数は1000件。男女比・20代前半と後半の仕切りで均等割り当て。調査協力機関はネットエイジア。

冒頭にある通り、友人や同僚などから昼食時の代金を割り勘では無くすべてまかなってもらう、つまりおごってもらう機会がある。その際に、どれ位の金額ならば気兼ねなく気持ちを受け取れるだろうか。多分にケースバイケースなので、あくまでも回答者自身の立場としてのものになるが、対友達・同僚では1000円まで、職場の上司の場合は3000円までならば過半数の回答者が「抵抗を感じない」と回答する結果となった。

↑ おごってもらう時に抵抗を感じない金額は(2016年、自由回答から算出、抵抗を感じない人の割合)
↑ おごってもらう時に抵抗を感じない金額は(2016年、自由回答から算出、抵抗を感じない人の割合)

「友達や同僚」よりも「職場の上司」の方が金額が上になるのは、おごる側の体面もあり、また金銭的にも恵まれているだろうとのことから、ある程度金額が高くても「それ位は大丈夫だろう」との考えが働いた結果といえる。友達や同僚の場合は昼食代程度、上司ならば居酒屋での一次会の個人負担分ぐらい。

また、友達・上司共に6000円以上になると、ほとんど回答率に変化が無くなるのは興味深い。金銭感覚の上で、それなりの上限を持つ人が一定率いると考えればよいのだろうか。

無論この回答状況はあくまでも概念論、一般的な場における値。例えば給料日前で何かと相手のお財布の中身が寂しそうな時には相場は下がり、ボーナス直後やお酒が入って気分の良いように見える時には相場は底上げされやすい。また当事者の普段のライフスタイルでも大きく左右される。あくまでも基準的なお話として認識しておくのが無難。

異性からなら…いくらぐらい?


単にお昼ご飯や「帰りに一杯」のような状況では無く、イベントに絡んで異性から贈り物を受け取る機会もある。例えば誕生日やバレンタインデーが好例。しかし恋人でも配偶者でもない異性からの場合、金額次第では「何か裏に考えが?」と勘繰りをしてしまったり、逆に「付き合ってもいないのにこんな高いのは申し訳ない」との思いを抱くかもしれない。異性間における気兼ねラインはいくらぐらいだろうか。

↑ 恋人ではない異性からのプレゼントで抵抗を感じないで受け取れるのはいくら相当のプレゼントか(2016年、自由回答から算出、抵抗を感じない人の割合)
↑ 恋人ではない異性からのプレゼントで抵抗を感じないで受け取れるのはいくら相当のプレゼントか(2016年、自由回答から算出、抵抗を感じない人の割合)

過半数がOKのラインは2000円。上記の「友達や同僚」と「職場の上司」の中間程度。バレンタインデーにおける義理チョコの相場が(麦チョコやチロルチョコなどのネタ的なモノでない、個別ケースの場合)大よそ1000円前後であることを思い返せば、大よそ納得の行く金額。あくまでも気持ち、渡したこと自体に必要性を求めるのであり、金額を上乗せする必要は無い。

25%では5000円。6000円以上になると一定率で横ばいになる。状況に寄りけりだが、確かに恋人でも無い異性から突然5000円超もしそうなチョコレート(+α)を受け取ると、邪念があるのではと怪しんだり、不安感を覚えたり、ホワイトデーに向けて節約を余儀なくされてしまう。

今件は男女に対して尋ねた結果であり、男性から女性に向けたプレゼントでも、大よそこの相場は該当するだろう。クリスマスやバレンタインデーなどで機会があれば、この額をベースにチョイスをするのが無難かもしれない。安全性を考慮するのなら、86.0%が抵抗を感じない1000円ぐらいのものが良いだろう。



ちなみに恋人に対し、特別な日にプレゼントを贈る場合、どの程度の額が「奮発した」ラインなのか。その平均値がこちら。今調査の調査対象母集団となる20代では大よそ2万円。5000円から3万円未満のラインで6割近くが該当する。昨年からの金額変移では600円近い上乗せがされている。

↑ 恋人へ特別な日にプレゼントを贈る時に奮発して贈ることができるのはいくら相当のプレゼントか(自由回答)
↑ 恋人へ特別な日にプレゼントを贈る時に奮発して贈ることができるのはいくら相当のプレゼントか(自由回答)

相手が恋人の場合、そして特別な場合には、お財布の紐も大いにゆるむようではある。男性が女性よりも金額が上なのは、単純なお財布事情以外に、見得もあるのかもしれない。


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