鍋料理がもっと手軽に作れたら……どんな時に便利だろう?

2014/12/05 08:18

冬になると楽しみが増してくるのが鍋料理。応用が容易に利き、調理の技術も比較的ハードルは低く、安上がりで作ることもでき、しかも体が温まる。一方で一度調理をする際には一定の量が出来上がってしまう事や、火を通すまでにそれなりの時間がかかることが難点とのイメージがある。そこで鍋料理がこれまで以上に手軽に作れたら、どのような利便性が考えられるかについて、エバラ食品工業が2014年12月1日に発表した「イマドキのライフスタイルと鍋トレンド実態調査」の結果から、人々の思いを確認していくことにする(【発表リリース:イマドキのライフスタイルと鍋トレンド実態調査】)。

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今調査の調査要項は先行記事の【増える中食・内食、理由は節約や健康志向】を参考のこと。

冒頭にある通り鍋料理は汎用性が高いものの、調理に手間がかかる(技術的な問題では無く行程の多さや待ち時間)ことから、敬遠している人も少なくない。今調査対象母集団でも、8割以上は「鍋料理は簡単に作れる」とする一方で、ほぼ8割は「もっと手軽に鍋料理を作りたい」と考えている。なおここでの「手軽」とは、一人前など少量の鍋料理を作ることが簡単になったり、調理時間が短くなることを意味する。

↑ 鍋料理の手軽さに関する意識
↑ 鍋料理の手軽さに関する意識

鍋料理は簡単に作れるものの、さらなる手軽さを多くの人は求めていることになる。

それでは仮に、鍋料理がもっと手軽に楽しめるようなれば、どのような時に便利だと思うだろうか。これは見方を変えれば、現状でも鍋料理を好み食しているものの、少量での作り分けが難しかったり時間がかかることで、敬遠している機会が多分にある現状を意味する。

↑ 鍋料理がもっと手軽に楽しめたらどのような時に便利だと思うか(複数回答)(上位陣)
↑ 鍋料理がもっと手軽に楽しめたらどのような時に便利だと思うか(複数回答)(上位陣)識

最多同意項目は「仕事や家事で疲れた時」。6割強の人が、より手軽になればこのような状況で鍋料理を食することができるのに、と思っている。次いで多いのは「身体が心底冷えて温まりたい時」で5割強。そして夕食時間が遅くなりそうな時、冷蔵庫に残っている食材だけで手早く調理したい時、体調が良くない時などが続く。温まりたい時、時間や気力が不足気味な時に、現状では鍋料理を作るためのハードルが高く、断念しているようすがうかがえる。

これを男女別に就業者のみ、そして性別で仕切り分けをすると次の通り。日頃調理に割ける時間が少ない就業者、とりわけ女性において、鍋料理は多くの場面で求められ、時間がかかる事や、一人前などの少量で作りにくさがネックとなっていることが分かる。

↑ 鍋料理がもっと手軽に楽しめたらどのような時に便利だと思うか(複数回答)(上位陣)(就業男女別)
↑ 鍋料理がもっと手軽に楽しめたらどのような時に便利だと思うか(複数回答)(上位陣)(就業男女別)

鍋への癒しを求める声、外食の代替としての鍋料理の必要性は男女でさほど変わりがないが、それ以外の項目では概して女性の方か男性に大きく差をつける形で回答率の高さを示しており、鍋への飽く無き願望、そして現在のデメリットで断念している場面が多いことが察せられる。とりわけ「冷蔵庫のものだけで手早く調理したい時」の割合は男女差が大きく、食事、多分に夕食時に冷蔵庫の中身を整理する上でも鍋への期待度は高く、分量や調理時間の簡便化が求められていることになる。

見方を変えれば、鍋料理に求められている「手軽さ」を実現する手法の提供が成されれば、鍋料理に関する需要は大いに喚起されることになる。何しろこれだけの場面で「手軽にできるのなら鍋で良い」と思われているのだから。


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