「ケータイ」と言われて頭に思い浮かぶのは……!?

2014/12/01 14:54

スピード感のある開発速度の中で、携帯電話はその様態が取り分け短期間で大きく変化したことでも知られている。日本では海外と比べていくぶん後に遅れる形となったものの、この数年で従来型携帯電話(フィーチャーフォン)からスマートフォンへのシフトが急速に進みつつある。それでは携帯電話を指し示す際の言葉の一つとして、以前従来型携帯電話が主流だった時から使われていた「ケータイ」との言い回しで、どの種類の端末がイメージされるだろうか。新生銀行カードローン レイクが2014年11月26日に発表した調査結果から、その実情を見ていくことにする(【新生銀行カードローン レイク】)。

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今調査は2014年9月19日から22日にかけて携帯電話によるインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000件。18歳から33歳の男女に対して行われているが、世代区分を18-26歳と27-33歳に分け、リリースでは前者をスマホ世代(中学生から大学生の頃にスマホが普及し始めた世代)・後者をガラケー世代(中高生の時に従来型携帯電話が普及し始めた世代)と命名している。この世代区分と性別で均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

冒頭にある通り、かつて従来型携帯電話が主流だった時代に携帯電話を「ケータイ」と表現していた。元々「携帯電話」の読みの部分の一部をカタカナ表記にしただけで、携帯電話全体を意味するものだが、その時の印象の強さから、今では多分に「携帯電話」は従来型携帯電話のみ、それとは別に「スマートフォン」はスマートフォンのみとのイメージが強い。実際、【「携帯電話とスマートフォンの電源をお切りください」】などで触れている通り、世間一般で単に「携帯電話」と表現した場合、スマートフォンは別個のものと認識される可能性があることから、「携帯電話とスマートフォン」という形で表現されることが多く、必然的に「携帯電話」と「スマートフォン」は別物との認識がなされることになる。

次に示すのは、携帯できる電話はスマートフォンがメインという環境で中高生・大学時代を過ごした18-26歳、中高生の時は従来型携帯電話がメインだった27-33歳それぞれに、「ケータイという文字で何を想起するか」そして「従来型とスマホではどちらが使いやすいか」を聞いた結果。

↑ 回答者自身にとってスマートフォンと従来型携帯電話のどちらが当てはまるか
↑ 回答者自身にとってスマートフォンと従来型携帯電話のどちらが当てはまるか

従来型携帯電話と共に学生時代を過ごした世代でも、現在ではスマートフォンの方が使いやすいと答える人の方が多い。そして当然、スマホとの接触が携帯電話の初めてだった世代ではスマホの方が「使いやすい」と答えている。もっとも現状でも4割強は「従来型の方が使いやすい」と感じているのは興味深い。18-26歳といえば、最初に手に触れた携帯電話がスマートフォンで、従来型携帯電話を自分のものとして使った経験がほとんど無い人も多分に居るだろう。それでもなお、4割は「従来型携帯電話の方が使いやすい」と答えている。

そして「ケータイ」という言葉だが、興味深いことに18-26歳・27-33歳の世代共に、「ケータイ」にはスマートフォンではなく従来型携帯電話が該当するとの認識が7割近くを占めている。上記で触れている公共交通機関の事例、そしてFacebookのログイン画面でも「ケータイ、スマートフォンからもアクセスできます」との表記がある通り、多くの人にとって「ケータイ」は従来型携帯電話であり、スマートフォンは該当しない、別物であるとの認識ということになる。

中には頭に疑問符を浮かべる人もいるかもしれない。しかし逆に「ケータイと言われているのだからスマートフォンは該当しない」との誤認が成されるリスクが多分にあることを考えれば、「ケータイ」と「スマートフォン」を別途に扱うのが道理ということになるのだろう。

今調査では「スマホ世代」「ガラケー世代」の区分における世代間格差をテーマに据えているため、それ以外の世代に関する調査内容は無い。17歳以下のようなさらに若い世代、逆に34歳以上の世代で、スマホと従来型のどちらが使い易いと考えているか、「ケータイ」と言われて何をイメージするか、世代によるギャップを確かめてみたいのは当方だけではあるまい。


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