「自由がいいね」「お金と健康が不安」フリーランスな人が思うメリットとデメリット

2014/11/18 14:36

ライフネット生命保険は2014年11月5日、フリーランスの働き方とお金に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団のうちフリーランスの人においては、会社員と比べた場合のメリットとして「好きな事を仕事に出来るのが得である」と答えた人がもっとも多く、47%を占めていることが分かった。次いで「好きな時間に」「好きな服装で」が続いている。一方で会社員と比較して不安なことの最上位には「収入が安定しづらい」がついている(【発表リリース:フリーランスの働き方とお金に関する調査】)。

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フリーランスの利点とは?


今調査は2014年10月21日から22日にかけて携帯電話を用いたインターネット経由で、20歳から49歳の男女に対して行われたもの。有効回答数は1000。フリーランス(自営業・自由業・個人事業主)500人・正社員500人。実施機関はネットエイジア。

成り行き、求めていた職種の事情、生活習慣などさまざまな理由から、会社勤め(一般企業への就業)ではなく、フリーランスで働く人も少なくない。会社員と比べて多様な環境の違いが生じるが、どのような点をメリットだと実感しているのだろうか。フリーランスの人を対象に複数回答で尋ねたところ、もっとも多くの人が同意を示したのは「好きな事を仕事にできる」だった。47.4%が答えている。

↑ 現在の仕事環境について会社員と比べて得だと思うこと(フリーランス限定、上位のみ)
↑ 現在の仕事環境について会社員と比べて得だと思うこと(フリーランス限定、上位のみ)

趣味と仕事の一体化。フリーの人にはよくある話だが、少なくとも一日の大半を占めることになる就業時間(仕事への従事時間という意味)において、自分が嫌なことに従事せず、好きなことに望めるのはフリーの最大の特権ではある。

次いで多いのは「好きな時間に仕事ができる」、そして「好きな服装で仕事ができる」が続く。上位陣は本人にとっての拘束が少ないことが、フリーランスのメリットであるとの認識で固められている。「休日の調整がし易い」なども同類の項目といえる。

続いて「仕事上の人間関係で悩まなくて済む」で36.2%。フリーランスだからといって対人関係が無いわけでは無く、むしろ積極性が求められる職種も多い。しかしそれでも同業者と毎日机を合わせて就業するといった、集団活動が求められることはあまりないのは事実ではある。

その他仕事場の調整や複数の仕事の兼務など、上位陣も含め、企業などの縛りがあまりなく、多くの事柄において自身に決定権があることがメリットとされている。

男女別に見ると、自由な決定が出来る点で特に女性の回答率が高い。少なくともフリーランスの女性は、その自由な点に男性以上に魅力を覚えているようだ。

デメリットも当然あります


一方でフリーランスならではの不安要素も少なくない。こちらは男女別の回答値の公開が無く、フリーランス全体における動向のみとなっている。

↑ 現在の仕事環境について会社員と比べて不安だと思うこと(フリーランス限定、上位のみ)
↑ 現在の仕事環境について会社員と比べて不安だと思うこと(フリーランス限定、上位のみ)

もっとも多い意見は「収入が安定しづらい」で70.8%。メリットにおける回答率よりもはるかに高い値を示しており、多くのフリーランスの頭痛のタネであることが分かる。それに類する回答として「病気やケガに対する保障が少ない」が55.6%で次点についている。収入の安定性という点ではより具体的な話として「突然仕事を失うリスク」も要因として大きく、39.2%。さらに「健康不安」が30.2%で続く。

「ローンやカードの審査が通りにくい」「人生設計が立てづらい」「仕事への社会的な信用が無い」「他人の情報が入りづらい」など、フリーランスなら一度ならずとも悩んだ項目がずらりと並び、うなづく人も多いであろうことは容易に想像がつく。同時に上位陣の項目からも分かる通り、フリーランスの不安は大きく「収入」「健康」の2点に絞られることも分かる。



リリースでは「フリーランス」とひとくくりにしているが、その中身は多種多様。営業や開発、総務、企画、現場作業、運送、その他多種多様な会社勤めの人をすべて「会社員」としていることと同じぐらい雑多な仕切りでしかない。しかしそれでも、フリーランスにおける優位性の自認、そして不安点を推し量ることはできる。

特に同じ立場にある人は、不安点の部分で大いに同意しているのではないだろうか。


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