平日だけでなく休日もテレビがお友達な高齢層…年齢階層・時間帯別テレビの利用状況をグラフ化してみる(最新)

2019/11/06 05:10

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2019-10284大従来型メディアの中でも一番市場規模が大きく利用者も多数におよび、影響力も多大なのがテレビ。そのテレビの利用状況は時間帯、利用する人の年齢により大きな違いがある。今回は情報通信政策研究所が2019年9月13日に発表した「平成30年度 情報メディアの利用時間と情報行動に関する調査」から、平日と休日それぞれにおけるテレビ(リアルタイム視聴=生)の利用状況を、年齢階層別に区分した上で確認していくことにする(【情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】)。

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調査要項などは今調査に関する先行記事【主要メディアの利用時間をグラフ化してみる】を参考のこと。また今件の「行為者」とは10分以上連続して利用した人のことを指す。そして「テレビ(生)」に該当する行為とは、テレビ番組のリアルタイムによる視聴を意味する。パソコンのチューナー利用による視聴やモバイル端末によるワンセグ視聴も含まれる。

まずは平日。就業中や授業中にテレビを観る機会はあまり想定できないため、日中は押し並べて値は低い。

↑ テレビ(生)の時間帯別行為者率(平日、年齢階層別)(2018年)
↑ テレビ(生)の時間帯別行為者率(平日、年齢階層別)(2018年)

それでも10代と比べて20代から50代で高めの値が出るのは、無職の人や専業主婦の人がいるからに他ならない。あるいは夜間就業の人も当てはまるだろう。報告書の詳細データには男女別の値も掲載されているが、それを見ると日中における現役世代の値は押し並べて女性の方が高い。10代は学校の授業で観る機会はほとんどないものの、大学生で授業が休みの場合もあるため、ゼロでは無い。一方20代以降は12時台でやや高めの値を示しているが、これは昼食の休憩時間に外食先でテレビを視聴する、あるいはワンセグなどを利用する機会があるからだと考えられる。専業主婦などはお昼時に食事をしながらテレビの番組を観る機会も多いだろう。

学校や仕事が終わる17-18時台ぐらいから、行為者率は急上昇の動きを示す。そして夕食時にかけて上昇は続き、夕食とその後の家族団らん的なリラックスタイムまで視聴は続く。20-22時台がピークで、それ以降は24時台にかけて急激に行為者率は下がる。10代は早めの就寝時間の人もいるため、ピークに至るまでの盛り上がりがやや前倒しとなっている。

そして60代だが、朝食以降値が低下するのは他の階層と変わらないものの、低下しても一定率はテレビを視聴し続ける。回答時点で就業している人もいるが、多分に定年退職を迎えて自宅でテレビを観ている人がいるからに他ならない。昼食時の上昇、夕方以上の上昇も他階層と同じ傾向だが、日中も仕事などに従事をする必要もなく、視聴し続けている人がいるために、底値が高い。ただしテレビから離れて就寝をする時間は他の階層より早く、ピークは20時台。

これが休日になると少々趣が変わる。

↑ テレビ(生)の時間帯別行為者率(休日、年齢階層別)(2018年)
↑ テレビ(生)の時間帯別行為者率(休日、年齢階層別)(2018年)

就業・授業の足かせが取り払われるために視聴傾向はどの年齢階層でも同じになるように思える。しかしやはり平日同様、おおよそ年上であるほど行為者率は高く、若年層ほど低い。休日でもテレビよりも他に、することがあるのだろう。

60代はといえば視聴傾向そのものは他年齢階層とさほど変わらないものの、行為者率そのものは他の年齢階層より高く、さらに平日の60代よりも高い。朝食時には40%を超え、お昼時でも30%近く、午後に入ってからも20%超の値を示し続けている。休日はより多くの人がテレビ番組に夢中のようだ。


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