都道府県別喫煙率(国民生活基礎調査)(最新)

2023/09/28 02:09

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2023-0908好きな人には日常生活の中で欠かせない存在である一方、極度に嫌う人も少なくない。健康の上では多分に避けた方がよいとされているが、無理に止めたことでかえって不健康になる事例も見受けられる。色々な意味ではっきりとイエス・ノーとの区分がし難いのが「喫煙」問題。昨今では嫌煙派の方が優勢で、公共施設における分煙化、さらには禁煙化も増えているが、喫煙状況は日本全国一律に同様な状況ではない。そこで厚生労働省が2023年7月4日に発表した令和4年版(2022年版)となる「国民生活基礎調査の概況」の公開データを基に、都道府県別の喫煙率を調べ、その違いを確認していくことにする(【発表ページ:令和4年 国民生活基礎調査の概況】)。

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今調査の調査要件および注意事項は、今調査に関する先行記事の【世帯平均人数は2.25人…平均世帯人数と世帯数の推移(最新)】で解説済み。必要な場合はそちらを参考のこと。

今調査項目では20歳以上の人に対して喫煙しているか否かにつき、「毎日吸っている」「時々吸う日がある」「以前は吸っていたが1か月以上吸っていない」「吸わない」「不詳」のいずれに該当するかを尋ねている。そのうち現在吸っている「毎日吸っている」「時々吸う日がある」の項目における回答者を加算し、全体に対する喫煙率を算出したのが次のグラフ。例えば東京都では13.5%とあるので成人全体の13.5%が喫煙者となる。

↑ 喫煙率(都道府県別)(2022年)
↑ 喫煙率(都道府県別)(2022年)

全国平均では16.1%。大人のおよそ6人に1人は喫煙者。案外少ないように思えるが、男女合わせてであることを考えれば納得もいくはず。都道府県別では最大で7.9%ポイントの差異が生じているが(最大は福島県の21.4%、最少は東京都の13.5%)、際立った違いまでには達していない。

地域別の際に関する傾向は特段無いようにも見えるが、やや強引に傾向付けるとすれば西高東低ならぬ西低東高、つまり西日本ほど低く、東日本ほど高いといったところだろうか。ただし西日本でも九州では高めな値が出ているのは興味深い。

喫煙率の高低をもう少し分かりやすくするため、値の高い順に並び替えたのが次のグラフ。福島県のずば抜けた高さ、それも合わせて東日本や北日本の高さが把握できる。

↑ 喫煙率(喫煙率順、都道府県別)(2022年)
↑ 喫煙率(喫煙率順、都道府県別)(2022年)

北日本が高い値を示すのは、気候上の寒冷さが影響しているのだろうか。今調査からのみでは判断はできないが、相関関係はありそうだ。ただしその中に、宮崎県や熊本県が入っているのは意外感を覚えるが。

なお同調査では都道府県区分に加え、21大都市圏における動向も提示されている。同じ算出方法で喫煙率を求めた結果が次のグラフ。並びは元のデータの順のまま。

↑ 喫煙率(21大都市別)(2022年)
↑ 喫煙率(21大都市別)(2022年)

大阪府は喫煙率が低い方ではあるが、大阪市に限れば高いこと、福岡県は元々高めだが北九州市は相模原市はそれよりもさらに高く出ていることなど、同じ都道府県内でも都市によって違いが生じている。個々の都市における内情によるものだろうが、興味深い話ではある。


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