夏休みは良いチャンス!? 子供に家事の手伝いをさせてみよう

2014/08/10 19:30

大人の真似をしたい、注目されたい、ほめてもらいたいなどさまざまな思惑を内に秘めているが、掃除などの雑用や家事を子供達は進んでやりたがることがある。これらの行為は情緒教育・社会教育の観点でプラスとなるのはもちろん、集団行動の習得、「他人を手助けする」ことの大切さを実体験でき、さらに自尊心を構築することにもつながる。【アメリカ小児科学会】では【Health Days】を介し、多くの子供にお勧めできる家事についてラインアップしている。

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・洗濯物の手伝いをする(洗濯器を使って洗濯するのはもちろん、洗濯の終わった洗濯物を干したり、乾いたものを取り込み、さらにきれいにたたむまでも含む)、自分の服やおもちゃの片づけをする。

・はたきやほうき、掃除機、モップを用いて室内の掃除をする。

・食事の準備(食器など)、食後の食器の片づけ。

・食後に食器を洗い、拭き、そして正しい場所に片づける。

・ペットへの食事、散歩、掃除など。

・自分自身が学校に持参するお弁当を詰める。

・夕食を作るのを手伝う。

・自家用車の洗車、お風呂掃除、トイレ掃除、庭の草刈りなど。

今件においてリストアップされた家事群を見ると、一部でそれなりに技術が必要なものもあるが(例えば洗濯物を畳む行為は、一定の技術が必要となり、いい加減なたたみ方をすると洋服自身にしわが寄り、タンスにも入りにくくなる)、多くは手順を教えれば子供でもそれなりにこなせそうなものがずらりと並んでいる。それぞれの家事は他愛もないものかもしれないが、その積み重ねが子供には充実感と経験の積み重ねとなり、自分自身への自信の構築にもつながる。そして本人自身は気が付かないかもしれないが、世帯内、そして社会における自分の立ち位置の足場を確固たるものとしていくことになる。

洗濯もの取り込み一方、昨今では男性の育児参加に注目が集まっているが、その中で「ハードルが高くなく、一定時間を拘束される類の家事」への男性の手伝いに、女性の期待がかかっているとの調査結果が複数見受けられる。スキルを要する家事を男性に任せると、失敗が繰り返され、かえって手間がかかるという事情である(料理が好例)。

幸いにも今件家事リストは、子供にも男性配偶者にも、ハードルの低い家事といえる。原文の主旨は「子供にお勧めできる家事」ではあるが、父親が子供と一緒に手掛ける家事として考えるのも一興だろう。子供の前で見本を見せる、あるいは子供と共に励むことで、時間の共有がかなうし、子供に良いところを見せる機会も得られる。子供にも父親にも、そして家事負担が減る母親にもプラスとなる。一石二鳥どころか三鳥すら期待できるというものだ。


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