67.4%はテレビでインターネットを利用中…テレビでのインターネット利用実情(最新)

2021/07/18 03:39

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2021-07052011年7月にテレビのデジタル化(地デジ化)が行われたことで、テレビ受像機の世界も大きな変化の時代を迎えた。ブラウン管タイプから液晶タイプへのシフトだけでなく、インターネット接続機能をはじめとしたスマートテレビ化により、テレビもまた単なるテレビとしての存在から、総合的なデジタル端末としての立ち位置を示しつつある。それではその新機能の一つ、インターネット接続機能はどれほど使われているのだろうか。その現状を総務省が2021年6月18日に詳細値を発表した「通信利用動向調査」の公開値を基に探ることにする(【情報通信白書】)。

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今調査の調査要項は先行する解説記事【光回線は57.7%…自宅パソコンのインターネット接続回線の種類(最新)】で解説済み。必要な場合はそちらを参考のこと。

次に示すのは各属性における、過去1年間にテレビでインターネットを利用したことがある世帯の割合。回答票選択肢には単に「テレビ」とのみあるが、インターネット接続機能を持つテレビでのインターネット利用を意味する。現状では多数のテレビがインターネットに接続できるタイプとなっており、実質的に「家庭用のテレビはインターネットへの接続ができるもの」として認識されているとの判断なのだろう。同様な設問設定としては家庭用ゲーム機が挙げられる。

全体では67.4%とあるので、全世帯のうち2/3強がテレビを使ってインターネットを利用していることになる。

↑ テレビでインターネットを利用した世帯(世帯主年齢階層別)(2020年)
↑ テレビでインターネットを利用した世帯(世帯主年齢階層別)(2020年)

↑ テレビでインターネットを利用した世帯(世帯構成別)(2020年)
↑ テレビでインターネットを利用した世帯(世帯構成別)(2020年)

↑ テレビでインターネットを利用した世帯(世帯年収別)(2020年)
↑ テレビでインターネットを利用した世帯(世帯年収別)(2020年)

まず世帯主の年齢階層別だが、意外にも50代の値が一番高い。もっとも、その50代を除けばすべての属性で60%台との結果となっており、恐らくはテレビそのものの利用率が単純に反映されているものと考えられる。つまり今やテレビはインターネットが接続され利用するのがほぼ当たり前であり、テレビを利用している状況下でインターネット利用の是非を問う必要性はあまりないということだ。

世帯年収別では高世帯年収の方が高い値を示している。多少は世帯主の年齢との連動性もあるのだろう。

世帯構成別を見ると、単身の若年世帯が低めとの構図が見えてくる。これはそのままテレビそのものの利用率と同じ形と見てよいだろう。また高齢者の存在は値に影響を与えていないようだ。

テレビによるインターネットへのアクセス環境を整備し、利用ハードルを下げることで、インターネットの日常生活への普及もより一層進むかもしれない。もっともテレビが置かれている場所はおおよそ家族皆が集まるような場所なことから、プライベートな使い方は難しい。テレビによるインターネットの利用スタイルは、通常のスマートフォンやパソコン経由のような個人利用の使い方とは、少々異なる傾向を示すことになるのだろう。


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