買い超し継続、額面は2000億円超…海外投資家、3週連続の買い超し(14/06/26)

2014/06/26 16:30

東京証券取引所は2014年6月26日付で、2014年6月16日から6月20日(6月第3週)分となる株式投資部門別売買状況を発表した。その内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆6148億2544万0000円なのに対し、買い総額は6兆8682億7146万9000円となり、差し引きで2534億4602万9000円の買い超しとなった。これは先週から継続する形で3週連続の買い超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人は売り超しを継続、証券会社は売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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6月16日から6月20日における各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……8326億1142万8000円/8546億6115万3000円(220億4972万5000円買超)
・個人……3兆5038億1131万8000円/3兆1631億1265万1000円(3406億9866万7000円売超)
・海外投資家……6兆6669億2396万9000円/6兆6148億2544万0000円(2534億4602万9000円買超)
・証券会社……2403億6597万1000円/2233億7656万6000円(169億8940万5000円売超)
(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

5月19日-23日……79億4291万0000円売超
5月26日-30日……177億8486万9000円売超
6月2日-6月6日……2515億5483万0000円買超
6月9日-13日……1412億4253万5000円買超
6月16日-20日……2534億4602万9000円買超

今回計測週では政策期待の高まりという買い機運の条件はあったものの、海外要因が軟調化し、市場情勢もネガティブに。しかし中盤以降は長期投資資金の流入と思われる断続的な買いが入り、市場動向は堅調化。日経平均株価も1万5000円を底値とする展開に移行する形となった。

気になる海外投資家の動向だが、今回週は前週と比べて1000億円強の積み増しによる買い超しが確認された。市場動向が堅調さを見せていたこと、流入資金の多くは海外経由らしいという話もあったことから、多分にこの流れが市場を支えていたものと考えられる。「成長戦略」への期待もいくぶんはあったのかもしれないが、昨年の発表後における下落経験を思い返せば、それは主要因ではないと考えた方が無難。

次回計測週、つまり現在進行週では、海外情勢はウクライナ方面ではやや沈静化に向かう気配を見せているものの、中東情勢は緊張が続いており、南シナ海情勢も(何故か大きくは取り上げられないが)状況の悪化は続いている。市場動向はといえば、日経平均株価を見ると1万5000円台を底値とした動きは継続中だが、ほぼもみあいの中にあり、方向感のない状態が続いている。

上抜けには大きな材料が必要のようだが、現状ではそれを見つけるのは難しい。今しばらくはこの状態が継続するものと思われる。海外投資家の動向も、前回週から今回週程度の買い超しが続くのかもしれない。


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