子供に一番人気のキャラ、去年に続き「アンパンマン」を抜いてトップについたのは「妖怪ウォッチ」(2016年)(最新)

2016/06/24 10:39

バンダイは2016年6月23日、子供における人気キャラクターに関する調査結果を発表した。それによると0歳から12歳で構成される調査対象母集団においては、もっとも好きなキャラクターとして最大多数の賛意を受けたのは「妖怪ウォッチ」だった。次いで「それいけ!アンパンマン」が続いている。男女別では男子は「妖怪ウォッチ」、女子は「それいけ!アンパンマン」がトップに付き、第2位に男子が「きかんしゃトーマス」、女子は「プリキュアシリーズ」が位置している(【発表リリース:バンダイこどもアンケートレポートVol.228「お子さまの好きなキャラクターに関する意識調査」結果発表】)。

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妖怪ウォッチはやや勢いが落ちるがトップは保持


今調査は2016年5月13日から15日にかけて、0歳から12歳の子供を持つ人(子供と一緒に回答できる人)にインターネット経由で「子供の意見を入力できるようような状況で」答えてもらったもので、有効回答数は800人。子供の年齢(0-2歳・3-5歳・6-8歳・9-12歳)と性別で均等割り当て。調査協力はクロス・マーケティング。

子供が好きなキャラクターはテレビ視聴率や映画の興行成績、関連冊子のセールスはもちろんだが、食玩、おもちゃ、文房具、ゲームソフトなど周辺商品の展開の動向を探る上で、非常に重要な情報に違いない。コンビニや外食産業におけるキャンペーンでも、子供向けの商材が使われる事例は多々あり、それらは必然的に子供に人気のあるキャラクタが用いられることになるからだ。

調査対象母集団全体における、もっとも好きなキャラクター(シリーズ単位、以下同)の人気投票の結果が次のグラフ。2015年にトップを確保した「妖怪ウォッチ」が今でも勢いが衰えていない実情を、改めて認識できる。

↑ もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2016年)
↑ もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2016年)

↑ (参考)もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2015年)
↑ (参考)もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2015年)

説明によれば2012年から調査方法を変更してはいるが、2002年の調査結果以来13年連続でトップについていた「アンパンマン」を抜き、2015年でははじめて「妖怪ウォッチ」が最上位についた。そして今回の2016年でも「妖怪ウォッチ」がトップを維持し、2年連続の王座を確保することとなった。とはいえ、前年で見せた「それいけ!アンパンマン」との大きな差異は今年は見られず、僅差でのトップとなり、加熱していた人気が落ち着いてきた様子がうかがえる。なお「妖怪ウォッチ」を選択した理由としては「いろいろなキャラクターが出てきて楽しい」「ゲームにはまっている」「メダルやカードで遊べるから」などが例示されており、積極的なメディア展開が功を奏していることが分かる。

差こそ縮まったものの前年に続き今年も第2位に甘んじることになった「それいけ!アンパンマン」だが、選択理由としては「兄弟(姉妹)と一緒に観ていたから」のように年齢をこえて楽しめる他に、「小さい頃から好きだから」のように継続展開のメリットが活かされていることがうかがえる言及もある。

第3位は「きかんしゃトーマス」。順位、回答率共に前年からは大きな躍進を果たしているが、これは多分に2015年で原作70周年を迎えたことから各種記念商品の展開、イベントが実施されており、それが影響したものと考えられる。

男女で異なる、共通する人気キャラ


これを男女別に、上位陣を確認したのが次のグラフ。

↑ もっとも好きなキャラクター(男女別(2016年))
↑ もっとも好きなキャラクター(男女別(2016年))

「妖怪ウォッチ」は男子で群を抜いてトップについているが、女子は第3位に留まり、「それいけ!アンパンマン」「プリキュアシリーズ」に上位を譲っている。「妖怪ウォッチ」の熱は今でも男子の間では随分とホットのままだが、女子界隈ではいくぶん醒めてしまっているようだ。他方、2015年に大きく躍進した「アナと雪の女王」だが、女子ではいまだに第3位、「妖怪ウォッチ」と同列に位置しており、女子の間で根強い人気を有しているのが分かる。

男女別の上位陣の動向を見ると、共通する作品はともかく、個々の性別でのみ上位に位置する作品では男女の趣向の違いが大きく出ており、男子はカッコイイ系、女子はカワイイ系・あこがれ系のものが高い人気を集めているのが再確認できる。他方、「それいけ!アンパンマン」は男女とも上位にあるが、男女それぞれが求める要素を欠けることなく有していると解釈すれば、道理は通る。特に上記でも触れた、同作品の魅力として挙げられるポイント「兄弟(姉妹)と一緒に観ていたから」、見方を変えれば男女・年齢の別なく楽しめる要素が盛り沢山であるのが大きいのかもしれない。

やや余談になるが、良い機会でもあるので。2013年以降において、同時期に行われた同様調査結果から、上位10位を抽出し、今回の10位と並べたのが次のグラフ。11位以下はデータが確認できないので、その部分は当然空欄となる。

↑ もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2013-2016年、各年上位10位まで)
↑ もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2013-2016年、各年上位10位まで)

今件はあくまで「もっとも」好きなキャラクターで、次に好きな、三番目ぐらいに好きなキャラクターは反映されていない。空欄の年があっても、そのキャラクターの人気がまったくなくなったわけでは無い。相対的にもっとも好かれている対象として、順位が下がり、公開値の範囲から外れたまでの話。

4年間の限りではやはり2015年における「妖怪ウォッチ」の加熱ぶりが目に留まる。ここまで「もっとも好き」の意見を集約できる、魅力ある対象として高く評価された結果といえよう。一方で「それゆけ!アンパンマン」や「ドラえもん」「ポケットモンスター」「きかんしゃトーマスとなかまたち」「仮面ライダーシリーズ」の安定した人気ぶりも改めて確認できるというものだ。


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