Facebookの利用者って何をしているんだろう? (2015年)(最新)

2015/06/26 08:20

当初は英語主体で実名制との点から日本における普及に疑問符のあった世界最大手のソーシャルメディアFacebookだが、今では他国同様日本でも、すっかりと世間一般に浸透し、お馴染みのものとなった。世代によって優先順位は異なるが、ネット系コミュニケーションサービスとしては電子メールやLINE、ツイッター、mixiなどと共に多くの人に用いられている。それでは実際に利用している人たちは、具体的にどのような機能を用い、何をしているのだろうか。ライフメディアのリサーチバンクが2015年6月17日に発表したFacebookに関する調査結果から、その実態を確認していく(【発表リリース:Facebook(フェイスブック)に関する調査(2015年)】)。

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今調査は2015年6月5日から10日に渡って、10代から60代の男女を対象にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1800件。男女比、10歳区切りの世代構成比は均等割り当て。そして今調査に関する先行記事【Facebook登録者は38%、非登録理由は「不要」「実名がイヤ」】で詳しくは解説しているが、今調査対象母集団では37.6%の人が回答時点でFacebookに登録している。そしてその登録者のうち約7割は、週一以上の頻度で利用している。

↑ Facebookに登録をしている(2015年6月)(再録)
↑ Facebookに登録をしている(2015年6月)(再録)

↑ Facebookのログイン頻度(登録者限定)(2015年6月)(再録)
↑ Facebookのログイン頻度(登録者限定)(2015年6月)(再録)

それら一定頻度以上でアクセスしている、つまり常用しているFacebook利用者に対し、具体的にFacebook内で何をしているかを尋ねた結果が次のグラフ。同じソーシャルメディアでもツイッターと異なりFacebookでは多様な機能を実装しているため、機能ベースでもできることが多いが、機能内で実行できる行動も多種多様に及ぶため、あくまでも例示した項目に合致するか否かで答えてもらっている。

↑ Facebookでどのようなことをしているか(週一以上でログインしている人限定)(2015年6月)
↑ Facebookでどのようなことをしているか(週一以上でログインしている人限定)(2015年6月)

もっとも多く行われている行動は「友達の近況チェック」で6割近く。ツイッターなどと比べて知人とのやりとり・つながりが強いだけに(何しろ原則実名利用である)、友達の動向を知りたくなるのは十分理解できる。また、自分の近況報告や友達との交流など、身近な人とのコミュニケーション、情報の送受信が上位を独占している。

個人、企業、ブランドなどが展開するFacebookページ(旧ファンページ)を利用する人も多い。これは4割近く。昨今では日本企業も積極的にFacebookページを展開し、お得な情報や独占情報の提示を行っていることから、それを目当てに登録している人も多いのだろう。まさに公式ウェブサイトのリアルタイム版的なもので、距離感も近く、同様の意図を持つ他の人との一体感も得られる。

「写真・動画のアップ」も3割強。多分に「友達との交流」にも含まれるが、Facebookでは自分の趣味趣向の披露や料理・食事の画像掲載が多いとも言われている。知人に披露したい思惑は他のソーシャルメディアと同じだが、身近な人との情報共有により、そこから話が進む(食事に誘う、場所を教えてもらい試しに足を運ぶ)といった展開がさなれやすいのも理由の一つだろう。まさにタクシーや床屋における雑談のきっかけ的なアイテムと考えれば、理解はし易い。

自分がまだフレンド登録していない(リアルな、あるいは他のネットコミュニティでの)友達を探す人は1割にも満たない。さらにゲームや各種アプリは1割を切る。Facebookは実名主義であることからビジネスライク、あるいは親密なつながりがよく行われることもあり、活発なコミュニケーションがなされ、それ以外の機能は二の次、三の次のようだ。まさに井戸端会議、ランチタイムでの雑談的な雰囲気があるのかもしれない。

男女別では多くの項目で女性の方が回答率は高い。これは女性は男性以上にFacebookで色々な機能を実用していることを意味する。特に「友達の近況チェック」では男女間で20%ポイント以上もの差が出ている。デジタルな井戸端会議的ツールとしては、不特定他者の乱入がされにくいFacebookの方が、利用はしやすいとの認識だろう。

他のコミュニケーションサービスでも、概して女性は男性よりも多方面・多機能を用い、積極的に活用する動きを示している。その流れはFacebookでも変わらないようだ。



最近では多種多様なゲームの登場そのものはもちろんだが、そのゲームでのメッセージが利用者のタイムラインに頻繁に登場してしまい、ノイズ化するとの懸念の点でも注目を集めている、Facebookのゲームやアプリの使用率。直近の2015年では2.8%との値が出ている。この値を経年変化で見たのが次のグラフ。

↑ Facebookでどのようなことをしているか(週一以上でログインしている人限定)(ゲームやアプリの利用)
↑ Facebookでどのようなことをしているか(週一以上でログインしている人限定)(ゲームやアプリの利用)

一部でイレギュラーな動きを示しているが、概して利用率は上昇の傾向を示していた。ところで2015年では一転して男女とも利用率が低い値を示す形となった。女性は1.4%と、71人に1人の割合にまで落ち込んでいる。あるいはFacebookの利用者は多分に、コミュニケーションそのものに注力しており、ゲームやアプリなどに手を出す余裕が無いのが実情かもしれない。


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