額面減らすも買い超し継続せり…海外投資家、2週連続の買い超し(14/06/19)

2014/06/19 16:55

東京証券取引所は2014年6月19日付で、2014年6月9日から6月13日(6月第2週)分となる株式投資部門別売買状況を発表した。その内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は5兆9312億2599万7000円なのに対し、買い総額は6兆0724億6853万2000円となり、差し引きで1412億4253万5000円の買い超しとなった。これは先週から継続する形で2週連続の買い超しとなる。法人は買い超しに転じ、個人は売り超しを継続、証券会社は売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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6月9日から6月13日における各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……6879億9631万4000円/7957億8148万7000円(1077億8517万3000円買超)
・個人……2兆9647億2677万5000円/2兆8105億9638万8000円(1541億3038万7000円売超)
・海外投資家……5兆9312億2599万7000円/6兆0724億6853万2000円(1412億4253万5000円買超)
・証券会社……2080億1419万3000円/1940億8192万7000円(139億3226万6000円売超)
(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

5月12日-16日……906億7920万1000円買超
5月19日-23日……79億4291万0000円売超
5月26日-30日……177億8486万9000円売超
6月2日-6月6日……2515億5483万0000円買超
6月9日-13日……1412億4253万5000円買超

今回計測週では週末にイラク情勢の緊迫化がありやや市場が荒れたものの、日経平均株価は1万5000円台をはさんだ攻防戦が繰り広げられ、大きな値動きは見せずに、もみ合いに終始する形となった。それだけに為替の変動で株式市場も一喜一憂する状況が続いており、半ば「凪」的な状態が続いている。出来高も当然小さめな状態。

海外投資家の動向はといえば、市場観がネガティブな状態では無かったこともあり、前回週に続きプラスを維持した形となった。ただし買い超し額は前回週よりも1000億ほど減っており、買いエネルギーの弱さを想像させる状態ではある。

次回計測週、つまり現在進行週では、海外情勢、具体的にはイラク情勢やウクライナ情勢が緊迫化を強め、これを受けて週前半はネガティブな動向が続く形となった。その分後半は大きな反動を示し、市場も堅調に推移している。国内情勢に伴うところが大きいが、この市場機運ならば、海外投資家の動向も前週に続きポジティブな流れの中にあるのかもしれない。そろそろ日経平均株価1万5000円を底値とした上で、上抜けの動きを示して欲しいものだが。


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