スマホゲームユーザーの無料動画視聴率93%、毎日観る人は約1/4

2014/06/22 20:00

サイバーエージェントの連結子会社のCyberZは2014年6月18日、スマートフォンにおける動画視聴動向調査の結果を発表した。それによるとスマートフォンでゲームを遊んでいる10代から30代までで構成される調査対象母集団においては、1/4近くの人が毎日1回以上、無料動画を視聴していることが分かった。頻度を問わずスマートフォン経由で無料動画を観ている人は93%に達している。またゲーム動画の視聴経験がある人は、そうでない人と比べて無料動画の視聴頻度が高い傾向にあることも明らかにされた(【発表リリース:スマートフォンで無料動画を視聴する頻度「1日1回以上」が5割、 スマホゲーム動画視聴直後に、アプリインストールした経験あり 過半数】)。

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今調査は2014年5月9日から5月11日にかけて、普段からスマートフォンのゲームで遊んでいる18歳から39歳の男女に対して、インターネット経由で行われたもので、有効回答数は3000件。男女比・世代構成比は未公開。

昨今ではYouTubeやニコニコ動画、Vineのような直接、あるいはウェブサイトやブログ、ソーシャルメディア経由で(タグを張り付ける形で)視聴できる無料動画の提供サービスが増えている。スマートフォンが普及した原因の一つに、高解像度の表示能力とデジタルカメラを有しており、高品質の動画を撮影してこれらのサービスを介して掲載、そして再生が出来るからという点があるほど。文章や画像を投稿する感覚で、動画のやり取りが、しかも高い機動力を有するスマートフォンで出来る時代である。

今件調査対象母集団、つまりエンタメ系に興味関心を持つ若年層のスマートフォン利用者においても動画視聴率は高く、パソコン経由も含め無料動画視聴率は93.0%に達している。ちなみにスマートフォン経由に限定すると、調査対象母集団の81.9%の人が該当することになる。

↑ 無料動画視聴頻度(普段からスマホで遊んでいる18-39歳対象)
↑ 無料動画視聴頻度(普段からスマホで遊んでいる18-39歳対象)

週1回以上の視聴となると6割を超え、毎日観ている人も1割を超えている。これがスマートフォン経由でゲームの無料動画を観ている人(調査対象母集団全体の15.9%)に限定すると頻度はさらに高くなり、週1以上ではほぼ9割という結果が出る。ゲーム無料動画はもちろん無料動画に含まれるので、多分にゲーム動画の視聴頻度が高いのだろう。

また利用端末のOS別で確認すると、ややiPhone保有者(iOS)の方が利用頻度が高い。この理由についてリリースでは何の説明も無いが、それだけiPhoneユーザーの方が動画視聴などのエンタメ系の利用が多いものと考えられる。

なおこの頻度区切りに関して、「1日1回以上」つまり日課のように動画視聴をする人の属性別割合は次の通り。

↑ 1日1回以上無料動画を視聴する割合
↑ 1日1回以上無料動画を視聴する割合

スマホから無料動画を視聴する人の26.5%は毎日観ている。ゲーム無料動画視聴者に限ればほぼ半数。スマートフォンによる無料動画の視聴状況が(あくまでもエンタメ系に関心を持つ若年層に限定されるが)結構な値を示し、特にゲーム無料動画視聴者は高頻度で閲覧していることが、改めて確認できる。

後程別の機会で詳細は解説するが、今調査ではこの「無料のゲーム動画視聴者」にスポットライトを当てており、積極的な行動性を有し、無料(ゲーム)動画を有効活用している様子がうかがえる。彼ら・彼女らにとっては動画もまた、画像や文字同様にゲームを知るために必要な情報の一つに過ぎず、それが姿形を変えているだけ、ごく普通のメディア、表現方式という認識なのだろう。


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