大幅買い超しに転じる…海外投資家、3週ぶりの買い超し(14/06/12)

2014/06/12 16:00

東京証券取引所は2014年6月12日付で、2014年6月2日から6月6日(6月第1週)分となる株式投資部門別売買状況を発表した。その内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆2011億3991万9000円なのに対し、買い総額は6兆4526億9474万9000円となり、差し引きで2515億5483万0000円の買い超しとなった。これは先週から転じる形で3週ぶりの買い超しとなる。法人は売り超しに転じ、個人は売り超しを継続、証券会社は売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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6月2日から6月6日における各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……8461億9079万4000円/8297億2874万2000円(164億6205万2000円売超)
・個人……3兆1601億8055万1000円/2兆7221億4288万1000円(4380億3767万0000円売超)
・海外投資家……6兆2011億3991万9000円/6兆4526億9474万9000円(2515億5483万0000円買超)
・証券会社……2100億1900万9000円/1836億9354万2000円(263億2546万7000円売超)
(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

5月7日-9日……1213億0137万9000円売超
5月12日-16日……906億7920万1000円買超
5月19日-23日……79億4291万0000円売超
5月26日-30日……177億8486万9000円売超
6月2日-6月6日……2515億5483万0000円買超

今回計測週では為替がやや円安に振れたことやアメリカ市場の堅調さ、年金やNISA周りの報道が後押しする形で買い基調となり、日経平均株価は1万5000円台を回復。ただしそこで達成感による足踏みが発生し、後半はヨコヨコな流れとなった。特に大きな売り買い材料があるわけでは無く、出来高も少なめとなっている。

後半はともかく前半はそれなりに大きな上昇機運を示したこともあり、海外投資家の動向も比較的大きな額面で買い超しを見せる形となった。1000億円前後位はありえるかも、との想定はあったものの、よもや2000億円を超えるとはやや驚きではある。それにしても週後半の相場動向における足踏みは、少々物足りない感は否めない。

次回計測週、つまり現在進行週では、前週、つまり今回記事にした週の動向を引きずる形で、やや振れ幅の大きなヨコヨコ状態が続いている。安定的に日経平均株価で1万5000円台を維持させてくれそうにはないようだ。対外的にはいつでもネガティブな材料が起きうる状況にあるだけに、不安さを覚える値動きではある。売り買いの動向も安定した買い超し、売り超しの継続は、しばらく見られそうになさそうだ。


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