ゲンコツコロッケ(ローソン・マチのおかず屋さん)

2014/06/03 14:30

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ローソン・ゲンコツコロッケほぼ一年ぶりの再開となる「Garbage Shot」第百八十四回。今回は本日2014年6月3日付でローソンにて発売を開始した、揚げ物を中心とした惣菜シリーズ「マチのおかず屋さん」の最新作となる「ゲンコツコロッケ」の試食による紹介を行うことにする。先日【ゲンコツメンチに続け・ローソンから史上最高品質のコロッケ「ゲンコツコロッケ」登場】で掲載した紹介記事の後日談的な実食レポートである。


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その紹介記事にもある通り、今件「ゲンコツコロッケ」は手のひらを握って作るゲンコツのような大きさと造形を持つフライ系惣菜の「ゲンコツメンチ」に続く兄弟品的な商品。「ゲンコツメンチ」は昨年発売されたものだが、年間3000万個を売り上げ、実食者からの評判もきわめてよく、その好評さを受けての登場となった。「ゲンコツメンチ」は相変わらず発売中なので、ゲンコツシリーズがメンチとコロッケで相並ぶ形になる。これに合わせてローソンでは対決キャンペーンなるものも実施している(該当ページは http://www.lawson.co.jp/recommend/static/genkotsu/ )。

↑ 保温用のケースにずらりと並ぶ揚げ物たち。最上段にはお目当てのゲンコツコロッケも。ゲンコツ兄弟シリーズはここでも特別扱いのようで、値札も目立つ形、さらに上部には専用の帯も
↑ 保温用のケースにずらりと並ぶ揚げ物たち。最上段にはお目当てのゲンコツコロッケも。ゲンコツ兄弟シリーズはここでも特別扱いのようで、値札も目立つ形、さらに上部には専用の帯も

↑ レジでも対決をアピール
↑ レジでも対決をアピール

早速お目当てのゲンコツコロッケと、大きさ比較のためのゲンコツメンチを調達。専用の油が他の商品に染み込まないような袋に閉じられ、コロッケは中濃ソース、メンチは謹製デリソースが1個につき1袋添付された。

早速戻り封を切って中味を取り出したのだが、これが名前通り、ゲンコツサイズの大きさ。当たり前といえばそれまでなのだが、はやり少々驚く。

↑ ゲンコツコロッケ(左)とゲンコツメンチ(右)。中央部分においたサイズ比較用の500円玉で、その大きさは分かるはず
↑ ゲンコツコロッケ(左)とゲンコツメンチ(右)。中央部分においたサイズ比較用の500円玉で、その大きさは分かるはず

昔手作りしたような、あるいはレストランで食べるようなコロッケは確かにこのような丸型なのだが、昨今の普通のコロッケはむしろ小判タイプのものがほとんどなので、このようないかつい造形は改めて新鮮味を覚える。あえていえばメンチは本当にまん丸く、コロッケはやや卵のような造形。いずれにしても期待せずにはいられない。

プレスリリースには北海道産じゃがいもの「キタアカリ」の食感を楽しめるよう、大きな塊をそのままざっくりと具として入れている、と説明されている。早速包丁で真っ二つにして中味を確認する。

↑ ゲンコツコロッケを真っ二つにして中味を確認
↑ ゲンコツコロッケを真っ二つにして中味を確認

切り所が良かったのか悪かったのか、本当にじゃがいもそのものがどんっと、ど真ん中に坐している形で断面図が見える形となった。周囲にはひき肉たっぷりのすりつぶしたじゃがいものペースト的なものが収められているが、やはりじゃがいもそのものの断面には圧倒させられる。

さて肝心の味わい。ざっと表現すると、ひと口ふくむとパリっとした皮とサクッホクッっとしたじゃがいも感、そしてガッツリゴロリとしたひき肉。これはまさに最強レベルのコロッケ。

少々詳しく解説していくことにする。厚手の皮の部分が意外に味付きで食感もよく、さらに外側の揚げた部分の衣と合わさり、面白い歯ごたえが楽しめる。コロッケはカリッと揚げると衣の部分まで美味しくいただけるのだけど、このゲンコツコロッケの衣の部分はそれをはるかに凌駕している。

そして中身の部分、一番のセールスポイントとなる、ごろりとしたじゃがいものほくほくとした歯触りがたまらないレベル。さらに同じじゃがいもをすりつぶしてペースト状に仕立てたものに、がっつりと大量に混じり込むひき肉のごろごろ感が、リッチさをかもしてくれる。そしてこれらをすべて包み込むような味のアクセントを添える、別添えの中濃ソースの絡まり具合も絶妙。昔、手作りで作ってもらった、自家製の具だくさんなコロッケ的な、懐かしみすら覚える味覚を心行くまで堪能できる。

単品の惣菜、あるいは間食用にそのままざくざくと食べるのはもちろん…というより、それをするのが少々もったいない位のボリューム感と味の奥深さ。ご飯のお供として、少しずつじっくりと、そしてかみしめるように旨味を楽しむ、さらにはパンとの組み合わせも良さそうだ(ただし丸みを帯びているので、少々パンにははさみにくいかもしれない)。

先行発売品の「ゲンコツメンチ」は、やもすると「少々油っこい」といの意見も目にしている。しかし「ゲンコツコロッケ」に関してはその気配は感じられない。「キタアカリ」の甘味がコロッケとして姿形を変え、絶妙な領域へと昇華している。まさに「ザ・コロッケ」と定冠詞をつけたくなる出来栄えである。

ローソンでは一部店舗で専用厨房を用意し、店内で出来たてのお弁当を提供している。多分にフライヤーの商品を組み合わせて素材の共用化を推し量っているが、すでに「ゲンコツメンチ」はお弁当のメインの素材として大活躍している様子が確認できる。

↑ ゲンコツメンチとチキン南蛮を組み合わせた「ゲンコツ南蛮弁当」
↑ ゲンコツメンチとチキン南蛮を組み合わせた「ゲンコツ南蛮弁当」

そう遠くないうちに今件の「ゲンコツコロッケ」もまた、お弁当の食材として主役を演じることにもなるのだろう。

ちなみに熱量は1つあたり252kcal。一度に2つも3つも食べると、満足感と共に色々と大変なことになるかもしれない(笑)。


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