子供の指しゃぶりを治すにはどうすればいいのだろう

2014/06/01 20:00

子供が良く見せるしぐさ、クセの一つに「指(特に親指)を吸う、くわえる、しゃぶる」がある。母親の母乳を吸う代わり、あるいは精神的な安定のツール・行動として自分の指を使っているという説があり、幼い頃においては特に注意すべきものでは無い。しかし歳を経て、例えば幼稚園に入学する時分となってもそのクセが抜けないままでいるのは、少々問題とする意見も多い。【アメリカ小児学会(AAP、the American Academy of Pediatrics)】【HealthDay】を介し、歳を経ても指しゃぶりのクセが治らない事例について、次のような提案をしている。

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・子供が指をしゃぶっていない時を見かけたら大いにほめたたえ、ちょっとしたごほうびを用意する。

・退屈で自分の指をしゃぶってしまうこともある。子供が退屈さを覚えないように、子供の興味関心をひかせるような、楽しい物事を用意する。

・指しゃぶりと乳歯などに関する問題について、小児科医や歯科医と相談する。場合によっては良いアドバイスやツールを提供してくれる。

・指しゃぶりのクセについて直接子供と語り合う。ただしクセを止めさせようとした際に、子供がストレスを感じていたり、怖がっているのならば、強要はしない。

・クセを止めさせるために罰則を設けたり叱ったり、からかったりしてはいけない。

ライナスの毛布子供の指しゃぶりは精神的な成長、特に自分の周囲への注意好奇心が育つに連れて収まりを見せるのが一般的との話がある。つまり指しゃぶりは自分の内部、内向的な部分への注力が強い表れであり、同時に自分自身の不安感を解消し、安心感を得るための一つの決まりごとのようなもの(「ライナスの毛布」「安心毛布」的なものと考えれば良い)。

精神の安定を覚えるためのアイテム的存在の「自分の指」、そしてそれを用いて「自分自身を認識する」行為でもあるのが「指しゃぶり」。それが成長と共に自立心が育まれ、外部への関心に感情を振り分けるだけの余裕が出来て、次第に自ら止めるようになる。生まれて間もない、しばらくのうちは指しゃぶりをするのは当然の行為であり、無理に止めさせるのはかえって悪影響を及ぼしかねない(例えがオーバーかもしれないが、お化けにおびえる子供に無理やりホラー映画を見せるようなもの)。

子供の自然な成長を待ち、それと共に指しゃぶりを自ら止めるように待つのが、保護者としてはもっとも良い姿勢。その際に「大きくなったら指はしゃぶらないものである」と教え諭すことで、子供は自らその行為を止めるようになるはずである。無論、不安を覚えるような場合は、上記解説にある通り、小児科医や歯科医と相談することをお勧めしたい。


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