ほんのちょっぴり売り超しに転じる…海外投資家、2週ぶりの売り超し(14/05/29)

2014/05/29 16:30

東京証券取引所は2014年5月29日、2014年5月19日から5月23日(5月第4週)分の株式投資部門別売買状況を発表した。その内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は5兆8823億4066万9000円なのに対し、買い総額は5兆8743億9775万9000円となり、差し引きで79億4291万0000円の売り超しとなった。これは先週から転じる形で2週ぶりの売り超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人は売り超しを継続、証券会社は売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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5月19日から5月23日における各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……6151億1946万1000円/8424億0448万3000円(2272億8502万2000円買超)
・個人……2兆3589億7964万2000円/2兆1433億1009万2000円(2156億6955万0000円売超)
・海外投資家……5兆8823億4066万9000円/5兆8743億9775万9000円(79億4291万0000円売超)
・証券会社……1652億3740万2000円/1571億3968万9000円(80億9771万3000円売超)
(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

4月21日-25日……637億3006万2000円買超
4月28日-5月2日……320億2929万4000円売超
5月7日-9日……1213億0137万9000円売超
5月12日-16日……906億7920万1000円買超
5月19日-23日……79億4291万0000円売超

今回の計測週は前回週の下げ相場の反動やアメリカ市場の堅調さ、中国の経済指標が軟調で無かったことを受けてやや買い基調の中で進んだが、出来高は小さめで上昇率も小さく、日経平均株価はボックス圏を抜けることなく推移する形となった。上昇・下落共にそれを誘発する大きな材料が無く、いわゆるぬるま湯状態的な週といえる。

前週「方向感の定まらない動きに留まる」と予想した海外投資家動向だが、フタを開ければまさにその通りで、売り超しに転じてしまったものの、差額はわずかに79億円あまり。ほとんど誤差の範囲としても良いほどの額に留まっている。少なくとも明確な方向感のある動きでは無い。他には法人の買い超し額が跳ね上がった分、個人の売り超し額も伸びたのが目に留まる程度が。

次回計測週、つまり現在進行週では海外要因がやや好転した(ウクライナ情勢)ものと、悪化した(中国関係)こともあるが、市場に大きな影響を与え得るまでのものでは無く、日経平均株価もほんの少しずつ上昇するに留まっている。恐らくは今回週同様大きな差異の無い結果に落ち着いているのではないだろうか。


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