子供にお薬を与える時の注意事項

2014/06/15 20:00

薬薬には大きく分けると医者などによって処方された処方せん医薬品(処方せんが無いと薬局で処方してもらえない)と、処方せんが無くとも買える一般用のお薬「一般用医薬品」との二種類がある(日本ではさらに発売できる店舗や購入時の情報提供の義務などの区分で、第一種から第三種までの仕切りがある。また医薬部外品なども「薬」の一種といえる)。それらのお薬を子供に間違った方法などで服用させてしまい、状況を一層悪化させてしまうことが無いよう、【米家庭医学会(AAFP:The American Academy of Family Physicians)】では【HealthDay】を介し、いくつかのアドバイスを施している。

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・使い慣れた薬でも、新たに薬を受け取る際には、必ず医師や薬剤師からその都度情報シート(薬の効用や副作用、飲む容量や頻度などが書かれた注意事項のまとめ書き)を受け取ること。診断の結果として服用量が変わっていたり、薬側の仕様変更が成されているかもしれない。

・ビンやプラケースなどの容器スタイルで薬を受け取る場合、具体名をラベルに記述するようお願いする。

・子供には指定された量のみを服用させる。保護者が自分の判断で服用量を変えてはいけない。薬と共に提供された、分量を量る機器(例えばメモリ付きの容器のフタ)を使って正しい量の服用を心掛ける。

・服用時間を厳密に守るために、深夜に子供を起こす必要は無い。普通なら薬は日中のみで呈されることになる。

・たとえ子供の調子が良くなってきたように見えても、医師の事前指定が無い限り、与えられた薬は決められた期間、決められた量を服用させる。

・薬の服用で何らかの副作用の症状が生じたら、すぐに主治医や薬剤師に連絡を入れ、対応を求める。

子供に限らず大人でも注意しなければならないことばかりで、なるほど感のある指摘が多数挙げられている。一方で「ビンやプラケースなどの容器スタイルで云々」という件は、日本では誤飲防止のためラベル無しでの薬剤提供は原則的に無いはず。ただし似たようなスタイルで提供されたり、表記された文字が小さくてつい見逃してしまうリスクがある場合は、その旨を伝えるなり、自分で大きく書き加えるのも一つの手。

薬大人でも症状が生じるのだから、子供にとってはなおさら、薬の服用は肉体的にも精神的にもプレッシャーとなりうる。具体的な身体の重圧感、気分の低迷感を覚えることもあるだろうし、少なくとも異物を身体に含んだことによる、得も言われぬ負担感を体感する。それが日々、場合によっては一日に何度も繰り返されるとなれば、薬の量を減らすように求めてきたり、さらに「もう気分は良いから、直ってきたように見えるから」と飲むこと自身を拒む行動に出るかもしれない。

それでも医者から特に指定が無い限り、与えられた薬は与えられた用法で、指定された量・時間ごとにしっかりと子供に服用させること。薬が必要か否かを判断するのは診断をした医者であり、保護者では無い。無論何らかの異様な反応、副作用の兆しが見えたら話は別。すぐにでも医者などに連絡を求め、対応の指示を受けねばならない。

また、医者に通って処方せんによる薬を服用している人は、極力それ以外の薬についても記録を残しておき、いわゆる「おくすり手帳」に記録し、主治医に提示することをお薦めする。より確かな処方や注意事項のアドバイスをしてくれることになるだろう。もっとも多くの医者は薬を処方する際に、「この他に常飲している薬はありますか?」と尋ねてくるはずではあるが……。


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