買い物、しつけ、皿洗い…子育て女性が想う、夫にしてもらっていること・してほしいこと

2014/05/23 15:30

子供が生まれ育児が必要になると、女性は多分にこれまでの家事に加えて育児にも注力しなければならなくなり、非常に大きな負担がかかることになる。睡眠時間は減り、ストレスはたまり、体調不良を招くことも少なくない。そのような状況下ではパートナーたる夫の手助けが必要不可欠となるが、実際にはどの程度実行されているのだろうか。また現在手伝われていないとして、どのようなことをしてほしいと妻は望んでいるのだろうか。養命酒製造が2014年5月21日に発表した、育児をする女性の疲れに関する調査からその実情を探ることにする(【発表リリース:『子育てママの“疲れ”に関する調査』をUP!】)。

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今調査は2014年5月9日から12日に渡って子供と同居する30代・40代の女性に対し、インターネット経由で行われたもの。有効回答数は1000人。そのうち子供1人は500人・2人は250人・3人以上が250人。調査実施機関はネオマーケティング。女性の立場からの回答であることに注意。

今調査対象母集団の女性に対し、現在夫に手伝ってもらっている家事、そして現在は夫の手助けを受けていないが今後は手伝ってほしい家事それぞれについて、答えてもらった結果が次のグラフ。

↑ 家庭の中で実際に夫に手伝ってもらっていること/今は手伝ってもらっていないが今後は手伝ってもらいたいこと(それぞれ複数回答)
↑ 家庭の中で実際に夫に手伝ってもらっていること/今は手伝ってもらっていないが今後は手伝ってもらいたいこと(それぞれ複数回答)

現在手伝ってもらっていることでもっとも多いのは「買い物」。時間がかかり出歩きが必要で、しかも力仕事となる場合も多い。育児をしながらとなると非常に難儀なことになるため、夫の手助けが必要になるのも十分納得のいく話。

次いで多いのはしつけと皿洗い、そしてほぼ同数の子守。しつけと子守は似たようなもので、子供から目を離さずに対応することが求められる。拘束の度合いが大きいため負担も大きく、また他の家事に手が付けられなくなるため、夫に手伝ってもらうことは妻にとって大きな負担減となる。

家事内容としては他に掃除、食事作り、洗濯、洗濯のたたみなどがあり、時間と出歩きが必要になる要件としては送迎が上位についている。いずれも手伝い実行率は2割程度で、多いか少ないかは微妙なところ。

これを「現在はしてもらっていない。しかし夫に手伝ってほしい」ものとなると、最上位には「掃除」、そして「食事作り」が並ぶ。夫でも可能な家事で、かつ負担が大きそうなもの、時間がかかるもの、そして何よりも子供から目を離さねばならないものが上位についている。

注目したいのは「特になし」の項目。現在育児・家事関係で夫に何も手伝ってもらっていない人は2割、今後(さらに追加で)手伝ってほしいものは何もないとする意見は4割という結果が出ている。子供がいる世帯の女性に聞いた結果であることを考慮すると、色々と複雑な結果ではある。家庭の事情もあるので一概には言えないが、「2割の夫は何も手伝っていない」というのは、妻にとっては非常に負担の重い話に違いない。



以下、やや余談。今件の調査項目部分をよく見直すと、「現在手伝い中」「現在手伝われていないが今後は手伝ってほしい」とあるので、それ以外は原則「今手伝ってもらっておらず、今後も手伝いは不要」という回答値になる(回答拒否、「分からない」などもあるが少数だろう)。そこでその値を算出したのが次のグラフ。

↑ 今夫に手伝われておらず、将来もやってほしいとは思わない
↑ 今夫に手伝われておらず、将来もやってほしいとは思わない

設問の性質上「その他」「特になし」は別扱いとして、「おむつ替え」「洗濯もののたたみ」「洗濯」など、比較的簡単そうに見えるが実際には難しく、中途半端なスキルで手伝うと、二度手間になってしまうことが多い家事では、敬遠される傾向がある。

見方を変えれば夫の立場からすれば、それらの項目に関する技術を新たに習得して妻のお墨付きをもらえるようになれば、妻の負担を大いに減らす貢献ができることになる。おむつ替え、洗濯周り、そして子供への食事。これから子育てをすることになる男性は、今から修練を重ねておくことをお勧めしたい。


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