10代の利用が加速するツイッターの利用状況(2015年)(最新)

2015/05/19 08:30

先日2015年5月13日にライフメディアのリサーチバンクがツイッターに関する利用実態調査(【発表リリース:Twitter(ツイッター)に関する調査(2015年)】)を発表したが、同社では2010年以降毎年一回、同様の調査を継続して実施している。そこで今回はそれらの過去データを逐次抽出し、利用状況や利用機器の変移を見ていくことにする。都合6年間に渡る状況の変化を垣間見ることができるはずだ。

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突然減った利用率は再び上昇。原因はやはり…!?


今調査の直近分、2015年分は2015年4月23日から30日にかけてインターネット経由で10代から60代の男女に対して行われたもので、有効回答数は1800件。男女比・10歳区切りの世代構成比は均等割り当て。

まずはツイッターの利用率。これは設問中「アカウントを取得し、現在利用している人」の回答者率を集計したもの。つまりアカウントは取得していないが、閲覧はしている人は含まれない。全体値と性別・世代別のクロス集計したものをそれぞれグラフ化した。

↑ ツイッター利用率(アカウントあり・利用率)(全体)
↑ ツイッター利用率(アカウントあり・利用率)(全体)

↑ ツイッター利用率(アカウントあり・利用率)
↑ ツイッター利用率(アカウントあり・利用率)

一部世代、例えば男女10代では経年増加しているものの、それ以外は概して2013年までは漸増を続け、2014年では下落している。そして2015年では一部属性をのぞき、再び増加の動きを示している。また中堅層以降は伸び悩み(一部例外あり)の動きが確認できる。中堅層以降はFacebookなどへの利用シフト、あるいは興味関心そのもの沸かなかったなどの理由が考えられるが、2014年のみ大きな減少の理由は見つけにくい。何らかのトレンド変換があった可能性が、理由の一つとして考えられる。

そしてもう一つ、恐らくはこちらが正解なのだろうが、2014年では設問文言が微妙に違っていることが、回答者の誤解を生じさせた可能性がある。2013年までは「アカウントを持っていて、利用している」以外に、「アカウントは持っていないが、閲覧している」「利用していない」「ツイッターを知らない」が用意されていた。ところが2014年以降では「アカウントを持っていて、利用している」以外に、「利用していない」「ツイッターを知らない」は同じものの、「アカウントは持っていないが、閲覧している」を意味する選択肢の表現が、単純に「閲覧はしている」に置き換えられてしまっている。

この部分で、「アカウントを持っているがほとんどツイートはしていない。けれども閲覧はしている」人が多分にこの選択肢を選んでしまい、ツイッターのアカウントを持っていない区分にカウントされてしまった可能性がある。実際、「(アカウントは持っていないが、)閲覧はしている」の回答率が、2013年では6.9%に留まっていたのに対し、2014年では12.9%とほぼ倍増している。2015年でもその値は変わらず12.9%。

2014年から2015年にかけては全体値、そして男性ではほぼ全年齢層で、女性では10代と中堅以降で上昇の動きを示している。男性の60代は経年変化で減少の動きを示していたので自然の流れに見えるが、女性20代から30代にかけての減少傾向はやや特異な動きであり、留意を払う必要がある。

スマホの普及と共に「スマホでツイッター」が増えていく


一方ツイッター利用者における利用機器の変遷は、非常にきれいな形で状況変化が数字となって表れている……のだが、2015年では設問方式が一変し、経年動向は2014年までしか確認できない。



↑ PC(パソコン)と携帯(従来型とスマホ双方)のどちらを使ってツイートするか(ツイッターアカウント保有者限定)(-2014年)
↑ PC(パソコン)と携帯(従来型とスマホ双方)のどちらを使ってツイートするか(ツイッターアカウント保有者限定)(-2014年)

2010年以降少しずつパソコンメインの人が減り、携帯電話(従来型携帯電話とスマートフォンの双方)利用者が増える傾向にあった。ところが男性では2013年、女性では2012年から、携帯電話の利用をメインとする人が増加する。特に女性の携帯率上昇の勢いは強く、男性では2014年でもなおパソコンメインが優勢だが、女性ではすでに2013年の時点で携帯メインが多数派を占めるに至っている。

女性の方が携帯電話による利用浸透が早く(加速化するのが男性より1年早い)、シェアの逆転まで起きている状況を見るに、タイミング的にはスマートフォンの急速な普及によるところが大きいと見て良さそうだ。

直近の2015年ではこの様式の利用端末の問い合わせは無くなり、複数回答形式による利用端末の確認がなされるようになった。それによると、併用でも最多利用でも一番はスマートフォン。

↑ ツイート時の端末(利用する/もっとも利用する)(アカウント保有・週一以上ツイート者限定、複数/単一)(2015年4月)(再録)
↑ ツイート時の端末(利用する/もっとも利用する)(アカウント保有・週一以上ツイート者限定、複数/単一)(2015年4月)(再録)

男女別の利用性向が公開されていないのは残念だが、少なくとも2015年の時点で全体では「ツイッターの利用はスマホがメイン、次いでパソコン」との状況が一般的な構図のようである。

パソコンの利用そのものが減退しているとの調査報告もなされている昨今。来年はさらにパソコン経由の利用者が減り、スマートフォン経由が増えることだろう。またタブレット型端末も数字を底上げするかもしれない。


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