売り超し継続…海外投資家、2週連続の売り超し(14/05/15)

2014/05/15 16:50

東京証券取引所は2014年5月15日付で、2014年5月7日から5月9日(5月第2週)分の株式投資部門別売買状況を発表した。それによると該当週に海外投資家が株を売った総額は4兆2016億4917万0000円なのに対し、買い総額は4兆0803億4779万1000円となり、差し引きで1213億0137万9000円の売り超しとなった。これは先週から継続する形で2週連続の売り超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人は買い超しに転じ、証券会社は売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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5月7日から5月9日における各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……3249億0222万6000円/4622億0714万8000円(1373億0492万2000円買超)
・個人……1兆1664億7098万5000円/1兆3036億8903万1000円(1372億1804万6000円買超)
・海外投資家……4兆2016億4917万0000円/4兆0803億4779万1000円(1213億0137万9000円売超)
・証券会社……953億7734万7000円/941億9559万1000円(11億8175万6000円売超)
(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

4月4日-7日……1692億1551万5000円売超
4月14日-18日……1375億1520万9000円買超
4月21日-25日……637億3006万2000円買超
4月28日-5月2日……320億2929万4000円売超
5月7日-9日……1213億0137万9000円売超

今回の計測週は先週に続きゴールデンウィークまっただ中。営業日も週前半がお休みなこともあり、水木金の3日間に限定されている。出来高も当然少ないものの、売り買いの差額としてはそれなりな結果が出ている。一方市場動向としては、アメリカの雇用統計は悪くなかったものの、それを材料出尽くしとした市場判断、さらにウクライナ情勢に振り回される形となり、乱高下気味の展開となっている。

海外投資家の動向はといえば、前週に続き売り超しが継続。しかも売り超し額も前週から大幅に積み増しされてしまっている。日経平均株価も前週と比べれば安値で終わっていることから、この程度の売り超しは当然……というよりはむしろこの売り超し動向が市場の軟調さの一因と見た方が良いだろう。

次回計測週、つまり現在進行週では、やや市場感は持ち直しを見せているものの、大きな材料は無く出来高も低迷しており、ふらつき気味の市場観が継続していることには違いない。海外投資家もあるいは買い超しに転じている可能性はあるが、額面はさほど大きくは無いだろう。出来高を伴った市場の上昇が見えない限り、大幅な買い超しの動きとはならないに違いない。


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