小幅ながらも売り超しに転じる…海外投資家、3週ぶりの売り超し(14/05/12)

2014/05/13 09:30

東京証券取引所は2014年5月12日付で、2014年4月28日から5月2日(5月第1週)分の株式投資部門別売買状況を発表した。それによると該当週に海外投資家が株を売った総額は4兆8327億9740万2000円なのに対し、買い総額は4兆8007億6810万8000円となり、差し引きで320億2929万4000円の売り超しとなった。これは先週から転じて3週ぶりの売り超しとなる。法人は買い超しに転じ、個人は売り超しを継続、証券会社は売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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4月28日から5月2日における各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……5163億2803万7000円/6550億0817万3000円(1386億8013万6000円買超)
・個人……1兆6335億5705万6000円/1兆5102億9879万8000円(1232億5825万8000円売超)
・海外投資家……4兆8327億9740万2000円/4兆8007億6810万8000円(320億2929万4000円売超)
・証券会社……1272億8881万2000円/1213億8582万2000円(59億0299万0000円売超)
(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

3月24日-28日……1311億5464万9000円買超
4月4日-7日……1692億1551万5000円売超
4月14日-18日……1375億1520万9000円買超
4月21日-25日……637億3006万2000円買超
4月28日-5月2日……320億2929万4000円売超

今回の計測週はゴールデンウィークまっただ中にあり、営業日数も通常より1日少ない4日となっている。出来高も通常の週はもちろん、祝祭日などで1日少ない他の週よりも落ちているが、奇妙な動向は見られなかったようだ。また日銀の金融政策決定会合やその後の黒田総裁の発言など、市場を動かし得る材料もいくつか出たが、大きな流れを形成するまでには至らなかった。日経平均株価も1万4000円台前半でのもみ合いに終始している。

海外投資家の動向も、値動きが小幅なものに留まったことからも推測できる通り、大きな差を有した状況には至らず、売り超しに転じたもののその額面は300億円強に留まっている。先週の表現の通り「ふらふらとした動き」は連休明けまで続きそうだ。時には連休中の薄商いの中で大きな波乱相場が形成されることもあるのだが、今年は(結果として)それは生じなかったようである。

次回計測週、つまり前週においては、連休後半ということもあり、営業日はさらに少なく3日間のみ。ただしウクライナ情勢の緊迫化に伴い、リスク回避の動きが強まり、市場はやや波乱に富んだ展開を示していた。海外投資家の動向も、あるいは少々大きめな額面での売り超しも考えられよう。


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