寿司を食うなら回転寿司店、月一以上は4割強

2014/05/13 08:30

マルハニチロは2014年4月17日、回転寿司に関する消費者実態調査の結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、8割強の人が寿司を食べる際には回転寿司店を利用していることが分かった。また利用者のうち4割強は月一以上で利用している。中には週一以上で足しげく通う人も4%ほど確認できる(【発表リリース:回転寿司に関する消費者実態調査2014実施しました。】)。

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寿司を食う場面でもっとも多いのは回転寿司店


今調査は2014年3月11日から17日にかけて携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、今件記事項目部分は予備調査段階の結果によるため、総人数は3853人。男女比は1546対1696人。10代から60代を対象とし、関東・関西エリア在住比率は1573対1669。

今も昔も「お寿司」といえばちょっとステップアップしたグレードの外食という雰囲気が強い。とはいえ起源をさかのぼればむしろ今でいうところのファストフード的な感覚で食べられる食品であり、時代の流れを感じさせる。それではその「寿司」はどのような場で食べられ、あるいは購入されているのだろうか。なお今件調査では「寿司」の対象は特に定義はされていないが、質問項目全般や、メインとなる回転寿司店で取り扱うメニュー、世間一般に呼ばれる対象の定義などを考慮し、普通の「シャリの上にネタをのせたタイプの寿司」の他、いなり寿司、手巻き寿司は含み、散らし寿司は含まないものとする。

↑ どこで寿司を買う・食べているか(複数回答)
↑ どこで寿司を買う・食べているか(複数回答)

最多利用機会は回転寿司店で84.1%。「寿司を食うなら回転寿司店」という日常社会上の習慣が出来上がってしまっている。次いで多いのはスーパーなどの67.5%。惣菜コーナー、あるいは冷蔵食品コーナーや鮮魚コーナーに合わせ、新鮮なネタがずらりと乗せられた形で販売されているのを見たことがある人も多いに違いない。

やや回答率は落ちるが、次いで多いのは自宅で自作が31.7%。シャリにする酢飯やのり、ギョクやキュウリなど材料を各種用意して手巻き寿司を皆で作って食べるという、イベント的な食べ方をする人は結構多い。さらに回転寿司以外の寿司店(いわゆる「回らないお寿司屋さん」)、寿司持ち帰り専門店などが続く。お寿司を食べないという人は3%にも満たない。

回転寿司店利用者の来店頻度は?


それでは回転寿司利用者は、どの程度の頻度で利用しているのだろうか。

↑ どれ位の頻度で回転寿司を利用しているか(テイクアウトは除く、回転寿司利用者限定)
↑ どれ位の頻度で回転寿司を利用しているか(テイクアウトは除く、回転寿司利用者限定)

年に一度も通わない人は5%内外で、ほとんどは年一以上。月一以上で仕切ると4割を超える。月に一度のちょっとした気分転換、自分へのご褒美、家族サービス的な感覚で利用しているのだろう。

これを属性別に仕切り、月一以上で利用する人の割合を示したのが次のグラフ。

↑ どれ位の頻度で回転寿司を利用しているか(テイクアウトは除く、回転寿司利用者限定)(月一以上回答者)
↑ どれ位の頻度で回転寿司を利用しているか(テイクアウトは除く、回転寿司利用者限定)(月一以上回答者)

際立った差は出ていないが、男女では男性の方が多く、世代別では30代から40代が高い値を示している。これは詳しくは後述するが、男性は会社の同僚と仕事中に食する機会が多く、また一人暮らしなどの事例で普通の食事代わりに「一人寿司」をする機会が多い結果による。一方でエリア別ではやや関東の方が高い値を示しているものの、有意とまでは言い切れない差でしかない。



回転寿司は昨今では多種多様な工夫が凝らされ来店のハードルが下がり、さらにサイドメニューも充実し、和洋折衷の外食店的な様相を呈しつつある。メインがお寿司であることに違いは無いが、元々外食の利用目的の一つに挙げられる「特別なひとときを過ごす場」としての存在価値は、以前よりもアップしたように見える。洋食系のファミリーレストランとはひと味違う機会の提案を試みている、そう受け止める人も少なくあるまい。


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