額面減らすも買い超し継続…海外投資家、2週連続の買い超し(14/05/02)

2014/05/02 15:45

東京証券取引所は2014年5月2日付で、2014年4月21日から4月25日(4月第4週)分の株式投資部門別売買状況を発表した。その内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は5兆0059億0561万0000円なのに対し、買い総額は5兆0696億3567万2000円となり、差し引きで637億3006万2000円の買い超しとなった。これは先週から続いて2週連続の買い超しとなる。法人は売り超しを継続し、個人は売り超しを継続、証券会社は売り超しに転じている(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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4月21日から4月25日における各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……6313億0613万3000円/6033億2056万4000円(279億8556万9000円売超)
・個人……2兆0530億0453万2000円/1兆9498億0780万4000円(1031億9672万8000円売超)
・海外投資家……5兆0059億0561万0000円/5兆0696億3567万2000円(637億3006万2000円買超)
・証券会社……1364億4931万3000円/1342億0218万0000円(22億4713万3000円売超)
(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

3月17日-20日……1003億6808万0000円売超
3月24日-28日……1311億5464万9000円買超
4月4日-7日……1692億1551万5000円売超
4月14日-18日……1375億1520万9000円買超
4月21日-25日……637億3006万2000円買超

今回計測週は営業日日数こそ通常週同様の5日間だが、ゴールデンウィーク直前ということもあり、それなりに市場を動かしそうな材料は出たものの大きな流れにはならず、小幅の値動きに終始した。具体的には大手企業の決算発表を間近に控えていることで、投資家の多くが積極的な取引を控えており、中国の経済指標は良くも悪くも無かったことなども様子見ムードを助長させた。米大統領の来日や、TPPの完全合意には至らなかったなど、状況次第で(思惑絡みで大きく値が動きそうな)材料もあったが、市場を揺り動かすまでには至らなかった。

海外投資家の動向としては、前週のような1000億超の買い超しまでには届かなかったものの、一応買い超しは継続し、市場の雰囲気の形成の点ではポジティブな流れとなった。もっとも各部門とも取引は消極的で、ふらふらとした動きのようにも見える。

次回計測週、つまり現在進行中の週では、大手企業の決算が相次ぎ、その内容で一喜一憂する感が強い市場動向となっている。また、週末にかけては連休前のポジション整理の動きが強く、市場情勢とはあまり関係のない売り買いがなされ、流れはうまくつかみにくい状態。ただ、大きな変動は概して見られなかったことから、売り超し・買い超しいずれにせよ、大きな差額が出ることはないだろう。


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