自宅はテレビやパソコン、外ではスマホ・映像サービスの使用機器をグラフ化してみる(2014年)(最新)

2014/04/28 14:30

文字列で構成される文章より、動きの無い画像より、魅力的で心をとらえやすいのが音声と動画で構成される映像サービス。無料・有料を問わずのテレビ番組や各種動画配信サービスでそれらの映像を楽しむことができる。昔は映像サービスの提供媒体といえばテレビ位のものだったが、今ではパソコンにポータブルDVD・BD(ブルーレイディスク)プレイヤー、そしてスマートフォンにカーナビなど、多種多様な機器が用意されている。今回は日本映像ソフト協会が2014年4月22日付で公開した白書【映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査】の最新版などから、映像サービスを視聴する際の使用機器について確認をしていくことにする。

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映像サービス、テレビ番組だけでなくDVDやBDで提供されるビデオソフト、さらには各種動画を受信できるサービスには、テレビ以外にパソコン、プロジェクタ、携帯電話(従来型・スマートフォン双方)、タブレット機、ポータブルDVD・BDプレイヤー、カーナビなどがある。それらの機器の利用状況を聞いた結果が次のグラフ。例えば自宅でスマートフォンの項目は27.5%とあるので、全体の1/4強の人は自宅内で映像サービスを観る際に、スマートフォンを使っている計算になる。

↑ 映像サービスの使用機器(自宅/外出先、2013年、複数回答)
↑ 映像サービスの使用機器(自宅/外出先、2013年、複数回答)

テレビの力は絶大で、9割以上はテレビを介して映像サービスを楽しんでいることになる。これは「使用機器」なので、テレビ番組以外にテレビを表示機器としたインターネット経由での番組配信(スマートテレビなど)や、各種プレイヤーによるソフト再生も含まれる。

意外に多いのはパソコン。これはワンセグはむしろ少数派で、各種動画配信サービスによるところが大きい。そしてスマートフォンは27.5%と、1/4強の人が使っている。タブレット機は8.6%と少数派に見えるが、今調査では調査項目にないもののタブレット機自身の使用・普及率が1割から2割なのはよく知られていることから、タブレット機利用者における映像サービス利用率は案外高め。かつてのポータブルテレビ的な扱いを受けているものと考えられる。

これが外出先となると、当然テレビの持ち運びは出来なくなるので選択肢から除外され、パソコンもノートパソコンに限定されるので値がグンと落ちる。一方、カーナビはそれなりに使われているのが分かる。

興味深いのはスマートフォン。26.3%と、自宅内での利用率とさほど変わりがない。今件項目は同一調査対象母集団への問いであることから、スマートフォンによる映像サービス利用者は、多分に屋内外を問わず映像を楽しんでいることになる。正にスマートフォンはシームレスな映像サービス利用機器となりつつあるわけだ。

昨今ではVineなどのようにスマートフォンに特化した動画サービスも登場し、人気を博している。【スマホの動画視聴は短時間、きっかけはYouTube内の検索経由が一番】など複数の調査で、スマートフォンの動画は短時間で楽しめるものが好まれるとの結果も出ている。すき間時間に満喫できるエンタメコンテンツとして、映像サービスがスマートフォン経由で選ばれている。今件調査項目からは、そのような映像に対する新しい動きが見て取れよう。


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