1000億円超の売り超しに転じる…海外投資家、3週ぶりの売り超し(14/04/17)

2014/04/17 17:00

東京証券取引所は2014年4月17日付で、2014年4月7日から4月11日(4月第2週)分の株式投資部門別売買状況を発表した。それによると該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆9315億5528万0000円なのに対し、買い総額は6兆7623億3976万5000円となり、差し引きで1692億1551万5000円の売り超しとなった。これは先週から転じて3週ぶりの売り超しとなる。法人は売り超しを継続し、個人は買い超しに転じ、証券会社も買い超しに転じている(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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4月7日から4月11日における各部門別の売買動向は次の通りとなる。
  • ・法人……6671億6392万7000円/6416億1758万2000円(255億4634万5000円売超)

  • ・個人……2兆0151億1356万5000円/2兆4916億1438万0000円(4765億0081万5000円買超)

  • ・海外投資家……6兆9315億5528万0000円/6兆7623億3976万5000円(1692億1551万5000円売超)

  • ・証券会社……1589億4364万5000円/1838億9147万4000円(249億4782万9000円買超)

  • (それぞれ売り/買い(差し引き))
また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。
  • 3月3日-7日……3637億8753万7000円買超

  • 3月10日-14日……9752億6741万1000円売超

  • 3月17日-20日……1003億6808万0000円売超

  • 3月24日-28日……1311億5464万9000円買超

  • 4月4日-7日……1692億1551万5000円売超
今回計測週では一時小康状態だったウクライナ情勢が再び緊張化したことを受けて、またアメリカ市場が軟調続きであることや、円高が進んでいることなど、そして日銀の追加緩和策が期待に反して難しい状況になったことなど、マイナス材料が続き、東京株式市場は大きく売り込まれる一方の展開となった。海外要因も多く、為替も円高に動いていることもあり、先週の記事では「恐らく海外投資家は売り超しに転じているのではないだろうか」と言及したものだが、案の定それなりに大きな額での売り超しとなった。概して市場が軟調な場合は、海外投資家は売りを決め込んでいるものだが、今回もその通りとなってしまった。

次回計測週、つまり現在進行中の週だが、前週の下げ基調の反動、中国のGDPがそれなりに良かったこと、年金積立金管理運用独立行政法人関連の財務大臣の発言などを受け、それなりに良い動きを示している。もっとも、反動の領域を超えた買いにまでは至っていない。海外投資家も売り超し・買い超しのいずれになるかはともかく、大きな額面によるものではなく、今回週のようなそこそこのレベルに留まっているのではないだろうか。


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