新社会人達が考える結婚計画、何歳までには結婚したい!?(2015年)(最新)

2015/05/07 08:05

新社会人として世に羽ばたいた人たちは、これから社会の一員として仕事に精を出すわけだが、その中でライフプラン(人生設計)を構築し、先のことを何かと考えねばならない機会が増えてくる。その「先のこと」の中で重要な要素の一つが「結婚」。先進国共通の事例に漏れず日本でも晩婚化、そして少子化が進行しつつある昨今では、新社会人達はどのような結婚観を抱いているのだろうか。今回はソニー生命保険が2015年4月15日に公開した、新社会人に対する意識調査結果から、新社会人の結婚計画などについて確認をしていくことにする(【発表リリース:社会人1年目と2年目の意識調査2015】)。

スポンサードリンク


今調査の調査用件は先行記事【新社会人への「つうこんのいちげき」となる言葉とは!?】を参照のこと。

冒頭でも触れた通り、諸外国の例に違わず日本でも晩婚化は進行している。これが少子化を後押しする一因でもあり、社会問題化していることは言うまでもない。

↑ 平均初婚年齢(歳)(再録)(人口動態調査から)
↑ 平均初婚年齢(歳)(再録)(人口動態調査から)

今件では新社会人及び社会人2年生、つまり経済的基盤の土台をどうにか確かなものとし、その足場をさらに確固なものとすべくまい進を続けている状態の人達に、結婚観を尋ねている。それによれば質問時点ですでに結婚している人は2%前後、それ以外においては男女とも25歳から29歳に結婚を果たしたいと考えている人が多数派を占める形となった。

↑ 結婚を何歳頃までにしたいと考え、計画を立てているか(単一)(2015年)
↑ 結婚を何歳頃までにしたいと考え、計画を立てているか(単一)(2015年)

男女別に見ると、29歳までは女性の方が回答率が高く、30歳以降は男性の方が高い。グラフから見た状況の限りではも男性の方がやや年齢が上のようには見える。

一方、結婚願望はあるものの具体的な年齢上の設定・計画が出来ていない人は男性で2割近く、女性で1割程度。女性の方が計画性のある結婚観を抱いているようだ。また、結婚そのものを望んでいない、したいと思わない人も男女それぞれ1割前後ずつだが確認できる。

これらの回答者のうち計画を立てている人に限り、その歳の平均を算出した結果、やはり男性の方がやや高めの値が出た。

↑ 結婚/第一子の誕生を何歳頃までにしたいと考え、計画を立てているか(計画を立てている人の平均、歳)(2015年)
↑ 結婚/第一子の誕生を何歳頃までにしたいと考え、計画を立てているか(計画を立てている人の平均、歳)(2015年)

男性は30.8歳、女性は29.4歳。上記に挙げた人口動態調査の平均初婚年齢「夫は30.9歳・妻は29.3歳」とほぼ一致するあたり、非常に興味深い。少なくとも今調査の結果との比較の限りでは、願望がほぼ実現した形となっている。あるいは逆で、平均初婚年齢を何らかの形で知っており、それを基に願望を抱いているのかもしれない。

今調査では第一子の計画についてもたずねており、それをグラフに併記したが、男性は33.1歳・女性は31.1歳。男女とも結婚計画年齢に2歳前後足した結果が出ている。結婚から1年位は新婚生活を楽しみ、その後……という設定を考えているのだろうか。

なお今調査とほぼ同じ条件で、前年においても同一項目に関して聞き取りが行われている。その結果を比較すると、面白い動きが確認できる。次に示すのは結婚観や子供を持つことへの否定的な切り口の回答率の動きを見たもの。

↑ 結婚や第一子出産・誕生の敬遠傾向
↑ 結婚や第一子出産・誕生の敬遠傾向

結婚や子供を有すること自身を肯定しない意見が男女とも増加している。2年のみの経年データなので数理的なぶれの可能性も否定できないが、結婚離れ、子供離れが進んでいるとの解釈もできる。来年以降の動向には大いに注目したいところだ。


■関連記事:
【日本の高齢出産状況をグラフ化してみる(2014年)(最新)】
【自分の歳で結婚している人は何%? 未婚・既婚率などをグラフ化してみる(2010年国勢調査反映版)】
【ますます伸びる交際期間と縮む夫婦間年齢差…日本の夫婦事情の推移(2010年分反映版)】
【日本の婚姻率・離婚率・初婚年齢の推移をグラフ化してみる(2015年)(最新)】
【初婚年齢は高齢化と共に分散化…初婚年齢推移をグラフ化してみる(2014年)(最新)】

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー