喫煙率が一番高いのは何県だろうか(2014年)(最新)

2014/04/08 08:30

複数の調査結果にある通り、他国同様日本でも喫煙者数・喫煙率は減少の傾向にある。とはいえ、すべての地域で一様に同じ喫煙率というわけでは無く、喫煙者が多い地域、少ない地域があるはず。そこで厚生労働省の【国民健康・栄養調査】を基に、都道府県別の喫煙率について調べてみることにした。

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国民健康・栄養調査では2014年4月2日付で2012年分調査に関する詳細を記した「報告書」が公開されている。さらなる詳細データを収録した「xls形式の統計表」は今なお未公開ながら、「報告書」からは男性成人の都道府県別喫煙率(厳密には習慣的に喫煙している人の割合)を知ることが出来る。女性は今件では公開されておらず検証も不可能なので、この男性分においてのみ精査を行うことにする。

まずは全都道府県を網羅した一覧。

↑ 現在習慣的に喫煙している者の割合(2012年、20歳以上、男性、年齢調整済み)
↑ 現在習慣的に喫煙している者の割合(2012年、20歳以上、男性、年齢調整済み)

先行する類似記事、野菜や塩分の摂取量ではそれなりに「パッと見」でも何らかの傾向を把握できるパターンはあったのだが、喫煙率では大雑把な地域別傾向は無いように見える。あえて言えば東京圏と大阪圏で他の場所よりもやや低めかな、という位。

↑ 現在習慣的に喫煙している者の割合(2012年、20歳以上、男性、年齢調整済み)(上位10位)
↑ 現在習慣的に喫煙している者の割合(2012年、20歳以上、男性、年齢調整済み)(上位10位)

↑ 現在習慣的に喫煙している者の割合(2012年、20歳以上、男性、年齢調整済み)(下位10位)
↑ 現在習慣的に喫煙している者の割合(2012年、20歳以上、男性、年齢調整済み)(下位10位)

もっとも喫煙率が高いのは福島県で39.7%。次いで青森県の39.6%、北海道の39.5%が続く。上記では「地域別傾向は無い」としたが、上位陣のラインアップを見ると、多少ながらも東日本に上位陣が多い感はある。

他方下位陣では神奈川県の25.0%がもっとも低く、次いで奈良県の26.9%、奈良県の26.9%、滋賀県の27.0%と続く。下位層は多少ながらも西日本地域の県が多いように見える。

また最上位と最下位との差には15%ポイント近い差があり、その差異の大きさには驚かされる。今回喫煙率でもっとも低い神奈川県では、2010年4月1日から公共施設内での禁煙を条例化している(神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例)。同県における禁煙化への積極的な動きが、喫煙率の低さには多分に影響しているものと思われる(【かながわのたばこ対策 > 条例のパンフレット・リーフレット】)。

↑ 神奈川県の神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例に関するパンフレット
↑ 神奈川県の神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例に関するパンフレット

繰り返しになるが、現時点では女性の地域別喫煙動向は未公開のため、その挙動は把握できない。各種資料では女性の喫煙傾向は男性とは異なるとの結果が出ている。果たして地域別でも差異がみられるのか否か、今後の詳細データ公開を待ちたいところだ。


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