そこそこ買い超しに転じる…海外投資家、3週ぶりの買い超し(14/04/03)

2014/04/03 16:30

東京証券取引所は2014年4月3日付で、2014年3月24日から3月28日(3月第4週)分となる株式投資部門別売買状況を発表した。それによると該当週に海外投資家が株を売った総額は8兆0593億1750万6000円なのに対し、買い総額は8兆1904億7215万5000円となり、差し引きで1311億5464万9000円の買い超しとなった。これは先週から転じて3週ぶりの買い超しとなる。法人は買い超しに転じて、個人は売り超しに転じ、証券会社は売り超しに転じている(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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3月24日から3月28日における各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……1兆4721億5163万7000円/1兆5161億7557万0000円(440億2393万3000円買超)
・個人……2兆5112億2114万6000円/2兆3552億0258万8000円(1560億1855万8000円売超)
・海外投資家……8兆0593億1750万6000円/8兆1904億7215万5000円(1311億5464万9000円買超)
・証券会社……1798億1821万2000円/1762億8161万9000円(35億3659万3000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

2月24日-28日……157億7987万5000円買超
3月3日-7日……3637億8753万7000円買超
3月10日-14日……9752億6741万1000円売超
3月17日-20日……1003億6808万0000円売超
3月24日-28日……1311億5464万9000円買超

今回計測週は前回週と異なりフル営業日、5日間の開場における計測…だが、それにしては各部門の出来高が大きく増加している。実質的な年度末相場ということもあり、取引意向が活性化したのだろうか。一方で該当週の株価動向はといえば、中国の経済指標は弱含み、ウクライナ情勢をトリガーとした欧米とロシアの対立による不安感は高まるばかりで、総じて相場は軟調に推移することとなった。今や日経平均株価1万5000円が大きな鉄板としてイメージされている。

各部門の売買動向はといえば、取引高そのものは大きく膨らんだが、足し引きをした上での売り買いの差はいつも通り。海外投資家は再び買い超しに転じたものの、額面はさほど大きくなく、まだ安心するほどのトレンド転換とまでは言い難い。

次回計測週、つまり現在進行中の週では、日銀短観などで消費税改定後の景気動向に対する懸念がもたらされたものの、続く「企業の物価見通し」で日銀の目標値に届かない事案が発生し、追加の金融緩和施策への期待が高まったことから、これを見越した買いが進み、やや値動きが荒い展開となっている。4月3日の時点で日経平均株価はほぼ一か月ぶりに1万5000円台を回復して場を終えている。恐らくは今回週同様に、良い流れとなるのではないだろうか。


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