滅多に着ない子供の服、使用後どうしてる?

2014/04/02 15:30

子供はそれこそ筍のように日々成長を続け、早い時には半年で新しいサイズの服が必要になる。また、入園式のように「その日限り」に必要となる服を着る機会も多い。それらの機会で生じた「着れなくなった子供服」は、個々の世帯でどのような処分をしているのだろうか。エクストーンが2014年3月27日に発表した、子育てと家計防衛におけるスマートフォン活用に関する意識調査の結果を基に、実情を探っていくことにする(【発表リリース:ママのためのフリマアプリ「Prima」調べ「子育てと家計防衛でのスマホ活用意識調査」ママの家計防衛におけるスマホ活用は「伸び代のあるちょい攻め型」】)。

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一度きりの服、その後


今調査は2014年3月14日から17日に渡って12歳以下の子供を育てている、スマートフォン利用中の20代から30代の女性に対し、インターネット経由で行われたもの。有効回答数は600人。世代構成比は20代41.7%・30代58.3%。専業主婦率は62.5%。子供保有数は1人が55.8%、2人が36.5%、3人が6.2%など。

大人なら成人式や結婚式などが該当するが、子供でも入園式や卒園式のように、一度きり、あるいは数年単位で着る機会が無い服でおめかしする場面に迫られることがある(リリースでは指摘されていないが七五三も良い例だろう)。期間が開く場合、子供は成長が速いために、サイズが合わない可能性は高く、結局一度きりになりがち。そこで、その場面で着こんだ服について、利用後どのような対応をするかを聞いた結果が次のグラフ。

↑ 入園式や卒園式で着せた服のその後(複数回答)
↑ 入園式や卒園式で着せた服のその後(複数回答)

もっとも多い意見は「お下がり用に保存」で54.7%。弟や妹がすでにいる場合はもちろん、現時点で居ない場合でも今後必要になることもある。また自分の子供で無くとも、将来親族や知人が必要な際に、お下がりとして提供する選択肢もある。無論相手の需要に合うことが前提だが、喜ばれるには違いない。

半ば無理やり的な感はあるものの、少し大きめのサイズのを調達し、その後のイベントにも着せたとする意見は36.7%。七五三なら2年間隔なので、あるいはこの方法でも何とかなるかもしれない。

他方、事実上使い捨てになることは目に見えているのだからとばかりに、レンタル品を使ったり知人などから借り受けたという事例は1.9%でしかない。借りる機会そのものが少ないのが最大要因だが、機会はあっても好みの服が用意されていない場合もあろう。

着れなくなった服の処分と、処分の一環として受取ったお下がり事情


成長が速いことから、子供服においてはイベント性の高い服だけでなく、普段着もすぐに着れなくなってしまうことが多々ある。それら「小さくなって着れない子供服」の処遇に関して聞いた結果が次のグラフ。

↑ 着られなくなった子供服の処分方法(複数回答)
↑ 着られなくなった子供服の処分方法(複数回答)

「入園式や卒園式で着せた服のその後」の最上位項目「お下がり用に保存」に該当する、「弟・妹用に保管」とする意見がもっとも多く60.5%。やや回答率は落ちるが方向性としてはほぼ同じ「友人・知人・親戚に贈呈」が51.2%。本人向けとして着せるのが難しくなっても、服そのものが劣化したわけでない以上、他人に着てもらうのは合理的に違いない。

一方「思いでの品として保管」という意見も26.5%居る。今件は複数回答なので、特に思い入れがある、目立つもののみを保存しておくのだろう。すべてを残したのでは、場所がどれほどあっても足りなくなる。また割り切って「捨てる」、自分の既知で無い人に譲渡する多様なルートを用いる場合もあるが、「リサイクルショップに売却」との意見が2割程度で、それ以外の項目回答率は1ケタ台に留まっている。

「処分方法」で第2位につけた「友人・知人・親戚に贈呈」だが、当然自分が受け手側の立場に置かれる場合もある。その時、困った事例に遭遇することもあるだろう。実際、今調査対象母集団でも72.7%が「お下がりを他人からもらったが、ちょっと困ったことがあった」と回答している。

↑ お祝いやお下がりなどで他人から子供の洋服をもらった際の困った経験(困った経験がある72.7%の人限定)(複数回答)
↑ お祝いやお下がりなどで他人から子供の洋服をもらった際の困った経験(困った経験がある72.7%の人限定)(複数回答)

もっとも多い答えは「デザインが好みで無い」で5割超え。服の好みは人それぞれなので、渡す側と受け取る側で見解の相違が生じるのは当然の話。あくまでもお下がりであり、渡す側の好みに合わせて買ったのだから、これは仕方がない。

他方、サイズが合わない、ほつれや汚れ、素材の貧相さなど、仕様的な問題を有していることもある。渡す側は悪意はないのだろうが、受け取り側としては複雑な気分に追い込まれるに違いない。



昨今では子供を持つ世帯が抱える問題の解決手法の一つとして、今調査の発信元が運営している「Prima」のように、アプリサービスやウェブサービスなどで子供向けの各種生活品の情報交換をしたり、商品そのものを交換、売買するようなサービスも続々登場している。無論インターネットオークションをはじめとする、既存のシステムを使うという手口もある。

子供服の問題は、子供を有する世帯なら、誰もが必ず抱える話。色々な手法を用い、賢くやりくりするのも一興だろう。


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