子供服の月次予算は平均3500円、選択基準は安さとデザイン

2014/03/31 15:30

エクストーンは2014年3月27日、子育てと家計防衛におけるスマートフォン活用に関する意識調査の結果を発表した。それによればスマートフォンを有する子育て中の主婦層から成る調査対象母集団では、1か月にかける子供服の購入予算平均額は約3500円であることが分かった。子供服の選択基準としては価格の安さとデザインの良さを重視しており、情報源では実店舗に足を運んで商品を直に確認することをもっとも重要視している(【発表リリース:ママのためのフリマアプリ「Prima」調べ「子育てと家計防衛でのスマホ活用意識調査」ママの家計防衛におけるスマホ活用は「伸び代のあるちょい攻め型」】)。

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月平均3500円、子供服購入実態


今調査は2014年3月14日から17日にかけて12歳以下の子供を育てている、スマートフォンを利用中の20代から30代の女性に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は600人。世代構成比は20代41.7%・30代58.3%。専業主婦率は62.5%。子供保有数は1人が55.8%、2人が36.5%、3人が6.2%など。

12歳以下の子供となれば、大人の服を着せるわけにもいかず、子供向けの服を買い与える必要がある。そして子供は成長も速いため、新しいサイズの服の新調を頻繁に求められることになる。それでは具体的に、毎月どの程度の額を子供服の購入に充てているのだろうか。

↑ 1か月で子供服の購入にかける費用
↑ 1か月で子供服の購入にかける費用

もっとも多い回答項目は1000円から3000円未満で38.3%。これと3000円から5000円未満の26.5%を合わせると、約2/3が1000円から5000円未満の領域に収まることになる。この額がボリュームゾーンと見なして良いだろう。ちなみに各項目の中央値を基に概算した平均値は3490円。大体ボリュームゾーン内に収まっている。

子供の数によって必要数も大きく変わるため、ある程度の分散が生じている。1万円から1万2000円の領域でやや多い回答が出ているところを見ると、実態としては1万円位の世帯がそれなりにいるものと思われる。一方で実家などからのお下がりを用いるなどの工夫をしているのか、子供服は買わないとする回答も0.8%確認できる。

子供服を買う時の選択眼


それでは子供服を買う時には、どのような選択眼をもってチョイスしているのだろうか。まずは判断基準を答えてもらった結果が次のグラフ。

↑ 子供服購入時の判断基準(2つまで選択)
↑ 子供服購入時の判断基準(2つまで選択)

最多回答項目は「価格が安い」で64.2%。毎月定期的な出費が求められ、例えば年度替わりのようなイベント的な時期には桁違いの額がお財布から出ていく。当然、そろばん勘定の上での購入が求められることになる。他方、単に安ければ良いというものでも無く、「デザインが良い」服という要素も忘れてはいない。ただしオリジナリティ、他の子供が着ていない服の選択という観点はほとんど基準に取り入れられておらず、個性的な要素は求められていないようだ。相対的な良さではなく、あくまでも主観で良い物を選ぶとの判断が重視される。

見た目ではなく服そのものの内部的要素としては「着易い、着せやすい」が3割近く、「布や縫製が丈夫」が14%、「素材が良い、好み」が13%。さほど重要視はされていないようにも見える。

これらの判断基準による子供服の選択をするために、どのような情報源を用いるかとの問いでは、当然のことながら「実店舗での商品確認」が最上位に来てしまう。

↑ 子供服に関する情報源(複数回答)
↑ 子供服に関する情報源(複数回答)

調査対象母集団がスマートフォン所有者であることから、多分にネット経由での情報網を利用する技術は持っているはずだが、それでも実物を見て確かめることによる確実さ、安心感にはかなわない。また口コミの影響力の大きさも再確認できる。

意外なのは「TVの番組・CM」「雑誌の記事・広告」の利用が案外多いこと。スマートフォン利用者でも、今なお、少なくとも子供服の選択においては、昔ながらの媒体や情報源を重視していることになる。インターネット系の情報源は「WEBの記事・広告」が最上位で、それでも12.2%に留まっている。ブログやFacebook・ツイッターのようなソーシャルメディアを用いる事例はそれぞれ1割にも満たない。

雑誌やソフトウェア、家電、食材のように「汎用性が高く、機能・仕様面での判断がメイン」の商品とは異なり、洋服は個々の特性が大きい。サイズやデザインを特に気にする子供服ならなおさら、自分の目でチェックの必要性を覚えるというもの。インターネット上で「この子供服ステキ」と評価されていても、その服の販売店が自分の行動範囲になければ購入は出来ないし、ネット経由での購入が可能でもサイズや実際に見た時のデザインが気になってしまう。ネット系の評価・情報があまり用いられないのも、理解はできる気がする。


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